そして、枠が「月9」であることも、おおいに話題となっています。木村クンにとって「月9」主演は2014年の『HERO』以来で、9年ぶりの通算11作目で主演回数歴代1位。中山美穂サン(52才)の7回、織田裕二サン(54才)や竹野内豊サン(51才)、福山雅治サン(53才)の5回を大きく上回っています。
昨今、木村クンの主演ドラマというと、テレビ朝日のそれが話題になっていたように思いますが、月9に返り咲き。もっとも、「月9のあの空気は、今回全部入れ替わると思います」「思い切った試み。いろんな意味で皆さんに驚いていただけたら」(木村クン談)とのことです。“風間”がなぜ、あれほどまでに冷酷無比な人格になったのか、その謎に迫るもの。昨年の『教場II』のラストシーンで、右目の義眼が刑事時代、何者かに襲撃されて負った傷だったことが判明しています。連ドラでは、その犯人の正体や警察組織に対して抱いている恨みの理由などが明らかにされるものと思われます。
11月初旬、ジャニーズ事務所にまつわる大きなニュースが続き、スポーツ紙もワイドショーも、それらを大きく扱いましたが、6日は『ぎふ信長まつり』、10日は『風間公親〜』の情報解禁と、木村クンがいっきに明るいニュースをもってきてくれた感があります。やっぱり大スターは、やることが違うし、そのスケールの大きさがハンパないです。
50代を迎えた木村拓哉サンの今後にまだまだ大注目。そして39億円と試算された岐阜市への“キムタク経済効果”は、まだまだ続きます。
構成/山田美保子
『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!』(メ〜テレ)、『アップ!』(同)、『1周回って知らない話』(日本テレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。
※女性セブン2022年12月1日号