安部によると、一生らは男5人兄弟だが、父親は3人いたという。浪費家の実母には子供時代から苦しめられてきて、大人になった一生も何度も金銭を無心されていた。挙句、母には一生の車も勝手に売られてしまうなど散々な目に遭い、その母が病で他界する2015年までは大変だったと明かした。
そんな過去から、一生は「家族」というキーワードには、消極的な思いがあるのかもしれない。一方で、飼い主にはどこまでも懐いてくれる従順な愛犬との関係は、心の癒し、大切な拠り所と言えるのだろう。
いつか、そんな一生と飼い犬とともに家族になる女性が現れるのか。人柄の良さが評判なだけに、そんな幸せな未来も、近い日に訪れるかもしれない。