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《違法動画を販売》容疑者が築いた裏アカ“奴隷会員”の集金実態と「売上金1600万円」の意外な使い道

「奴隷会員」向けの裏アカ

「奴隷会員」向けの裏アカ(ツイッターアカウントより)

<実用性ありそうなおかず動画をタグでまとめてます>

<支援者向けに企画等も多くやっていく予定ですのでよろしくね>

 近年、一般の男女が自らのファンを募り、ファン限定で動画や写真を配信するプライベートなファンクラブサービスが増えている。そんなファンクラブの人気アカウントのひとつ「柚子痴女」のページには、上記のような煽情的な自己紹介文とともに、会員のみが閲覧できる画像や刺激的な動画が数多く投稿されていた。

「もちろんこれらの写真や動画は過激ではありますがボカシがかかっています。ところが、販売数を伸ばすために、裏で修正していない動画を取り引きする配信者もいるのです」(全国紙記者)

 同アカウントを使って違法な形で動画を会員にダウンロードさせたとして、警視庁は今月24日までに茨城県つくばみらい市の造園業・川村京容疑者(30歳)を逮捕した。川村容疑者は「柚子痴女」のアカウントでファンを募ると、Twitterを通じてファンに編集前の動画を案内し販売。さらにファンクラブの高額会員には、Twitterの非公開アカウント(裏アカ)で修正していない動画をファイル転送サービスを通じてダウンロードさせていたという。

月額20000円

会員プランには月額20,000円「つまりはお貢ぎ」とも(ファンクラブサイトより)

「『柚子痴女』のファンはおよそ7万4000人。一般会員は1本1500円程度で動画を購入しますが、“奴隷会員”と呼ばれる月額2万円の会員になると、Twitterの非公開アカウントに招待され修正していない動画がダウンロードできるようになります。川村容疑者は2019年に開始した動画販売で、これまでに約1600万円ほど売り上げたようです」(全国紙記者)

 これらの動画は川村容疑者が自ら撮影し、知人女性と自身が出演。警視庁保安課の調べに容疑者は「裏アカで修正していない動画を送っても犯罪にならない」と容疑を一部否認しているという。

 造園業を営んでいた川村容疑者の素顔に迫るべく茨城県つくばみらい市に赴くと、今回の事件とは真逆の印象とも言える堅実な生活の様子が見えてきた。

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