芸能

松本伊代「落とし穴」で骨折の重症 収録中に「人間ロケット」花火1万本で大やけどを負った夫・ヒロミの“沈黙”

ヒロミと松本伊代

ヒロミと松本伊代

 タレントの松本伊代(57)がバラエティ番組『オオカミ少年』(TBS系)の収録中に腰椎を圧迫骨折する重症を負った。TBSの発表によると、11月24日に行われた同番組の収録で、クイズコーナーで不正解となった松本がスポンジ状のクッションが敷かれた落とし穴に落下した際、腰を痛めて病院で全治3カ月と診断されたという。

 同局は「怪我をされたことに対し、松本伊代さんをはじめ関係者の皆さまにお詫び申し上げます」と謝罪。「安全対策に努めておりましたが、このような結果となり、大変申し訳なく思っております。今後、同様のことが起こらないよう、番組制作に際しての安全管理をさらに徹底してまいります」とコメントした。TBS関係者が語る。

「落下直後の伊代さんは、しばらく立つこともできないほどだったそうです。現在もまだ痛みが残っているらしく、2週間ほどの予定で入院中です。伊代さんは体が細く、昨年にもヨガで背骨を圧迫骨折するケガをしたばかりでした」

 松本は昨年7月に〈三週間程前に、お恥ずかしい話なのですが、運動中に無理な体勢をして、背骨を圧迫骨折をしてしまいました〉とInstagramで発表していた。その際は入院せず自宅療養で済んだが、火曜レギュラーを務める『よ~いドン!』(関西テレビ)などを欠席した。

『センチメンタル・ジャーニー』で、日本レコード大賞をはじめ多数の新人賞を受賞(写真/女性セブン)

松本は『センチメンタル・ジャーニー』で、日本レコード大賞をはじめ多数の新人賞を受賞(写真/女性セブン)

火傷は体の21%に及んで

 実は、松本の夫であるタレントのヒロミ(57)も、過去に収録中に大怪我を負っている。1991年8月19日、当時26歳で飛ぶ鳥落とす勢いだったヒロミは、背中などに大やけどを負う事故に見舞われた。当時を知るテレビ局関係者が語る。

「深夜番組『1or8』(フジテレビ系)は、“イチかバチか”という番組タイトルの通り、体を張った過激な企画を売りにしていました。ヒロミさんは千葉県の九十九里浜で『花火で人間は飛べるか』という企画に挑戦し、背中に約1万本のロケット花火を背負いました。しかし、いざ本番で点火すると、突然の強風に煽られてロケット花火の火が大きくなり、ヒロミさんが着ていたレーシング用ウエアに燃え移ってしまったのです。

 スタッフが慌てて消火しましたが、ヒロミさんは腰や両足に全治1カ月の大やけどを負って入院しました。背中から両脚まで皮膚移植が必要なほどの重傷で、退院は当初の予定より長引き、2カ月後でした」(当時を知るテレビ局関係者、以下同)

 こちらの企画はヒロミ自身が発案したものだった。そのため、本人もテレビ局側を激しく責め立てるような気持ちにはならなかったようだ。雑誌のインタビューでは、“自業自得”という言葉を使って事故を振り返っている。

〈だから自業自得ですよね。実際に発射台に行ってみたら、ちょっとこれはヤバいかも、とは思いましたけど。~(中略)~真皮まで達する重傷で、火傷は体の21%にも及んだので、治るまで結構時間がかかりました。ガーゼの交換が痛いの何のって。僕には何かの節目でこういうことが起きるんです。神様が戒めてくれているのかも〉(2016年9月18日『サンデー毎日』のインタビューより)

 しかし、2006年、またしてもフジテレビの番組出演中にヒロミをあわやの出来事が襲う。

「『めちゃ×イケてるッ!』のイケてる世界新記録のコーナーで、坂の上から落ちてくる丸太を避けていたヒロミさんは、待ち受けていた格闘家のチェ・ホンマンに投げ飛ばされて、セットに体を強打しました。オンエアはされたものの、ヒロミさんは楽屋で番組責任者に激怒したといいます。それ以来、10年近く同番組には出演しませんでした」

 体を張った企画の危険性を身をもって知る立場として、妻の事故にも心を痛めているようだ。

「ヒロミさんはやけど事故以来、危険な企画には慎重な姿勢を取っています。コメントこそ出していませんが、伊代さんのケガもとても心配しています」

 くれぐれもお大事に。

関連記事

トピックス

夜の街にも”台湾有事発言”の煽りが...?(時事通信フォト)
《“訪日控え”で夜の街も大ピンチ?》上野の高級チャイナパブに波及する高市発言の影響「ボトルは『山崎』、20万〜30万円の会計はざら」「お金持ち中国人は余裕があって安心」
NEWSポストセブン
東京デフリンピックの水泳競技を観戦された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2025年11月25日、撮影/JMPA)
《手話で応援も》天皇ご一家の観戦コーデ 雅子さまはワインレッド、愛子さまはペールピンク 定番カラーでも統一感がある理由
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんを支える「絶対的味方」の存在とは
《ドッグフードビジネスを展開していた》大谷翔平のファミリー財団に“協力するはずだった人物”…真美子さんとも仲良く観戦の過去、現在は“動向がわからない”
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
悠仁さま(2025年11月日、写真/JMPA)
《初めての離島でのご公務》悠仁さま、デフリンピック観戦で紀子さまと伊豆大島へ 「大丈夫!勝つ!」とオリエンテーリングの選手を手話で応援 
女性セブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(読者提供)
《足立暴走男の母親が涙の謝罪》「医師から運転を止められていた」母が語った“事件の背景\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\"とは
NEWSポストセブン
大谷翔平が次のWBC出場へ 真美子さんの帰国は実現するのか(左・時事通信フォト)
《大谷翔平選手交えたLINEグループでやりとりも》真美子さん、産後対面できていないラガーマン兄は九州に…日本帰国のタイミングは
NEWSポストセブン
高市早苗首相(時事通信フォト)
《日中外交で露呈》安倍元首相にあって高市首相になかったもの…親中派不在で盛り上がる自民党内「支持率はもっと上がる」
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(現場写真/読者提供)
【“分厚い黒ジャケット男” の映像入手】「AED持ってきて!」2人死亡・足立暴走男が犯行直前に見せた“奇妙な”行動
NEWSポストセブン
高市早苗首相の「台湾有事」発言以降、日中関係の悪化が止まらない(時事通信フォト)
「現地の中国人たちは冷めて見ている人がほとんど」日中関係に緊張高まるも…日本人駐在員が明かしたリアルな反応
NEWSポストセブン
10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン