欠場で収入激減か
コンパニオンとしての業務経験がある岡本容疑者(Twitterより)
人気選手が逮捕され、格闘業界には激震が走っている。岡本容疑者は過去にバラエティ番組に出演した際、「家賃16万円の1LDKに住み、月2回エステに通っている。毎月の生活費は100万円ほど」という暮らしぶりを明かしていた。だからこそ、ネット上では「そんなにお金に困っていたのか?」と驚きの声が続出した。実際の金銭事情はどのようなものだったのか?
「キックボクシングのファイトマネーは他の種目とくらべて安く、RIZINも選手ごとにギャラにバラつきがある。ぱんちゃんもファイトマネー1本で生活できているわけではなく、YouTubeの動画収入や企業のイメージキャラクター、スポンサーの支援といった諸々を合わせて、暮らしが成り立っていたようです」(格闘業界の関係者)
コロナ禍が到来し、格闘技イベントが次々と中止されたことで、岡本容疑者も苦しい状況に陥った。2021年4月には、〈試合しないと、スポンサー料も入らず今年本業で1円も稼いでない…めっちゃ練習費にお金つかってるのに〉とTwitterで嘆いていた。
そのように選手たちがファイトマネーを得られない状況がしばらく続いていたが、なんとか大規模イベントも開催できるようになった。しかし、岡本容疑者を新たな悲劇が襲う。2022年4月、練習中に負傷し、前十字靭帯断裂と診断されたのだ。前出の格闘業界の関係者は、今回の事件の背景には欠場もあったのではないかと推察する。
「格闘家は、ケガで試合を欠場すると収入が激減してしまいますからね。ぱんちゃんはこの10月、5年以上所属していたキックボクシングジム『Struggle』を離れ、フリーになりました。それも『フリーになったほうが稼ぎやすい』という金銭面での判断があったのかもしれません」
なお、岡本容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているという。格闘技ブームの裏側はなかなか世知辛い。
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