アニメ沼
幅広い世代で支持を得たのが『SPY×FAMILY』(テレビ東京系)。そのほか、2022年のアニメ作品は良作多数だった。
●『本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜』(原作:香月美夜/dアニメストアほか)
『本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜』(原作:香月美夜/dアニメストアほか)(c)香月美夜・TOブックス/本好きの下剋上製作委員会2020
「アニメを見てからネットで小説を読み始めました。本を作るためなら一直線な主人公に感情移入して楽しんでいます」(37才・会社員)
●『よふかしのうた』(原作:コトヤマ/Blu-ray発売中)
原作は累計発行部数160万部の人気コミック。不登校の男子中学生が吸血鬼の少女と出会い、吸血鬼を目指すというファンタジー。
「もともと原作漫画が好きでしたが、2022年に放送されたアニメの絵のクオリティーが高い! ネオンの明かりが幻想的に再現されていて、疲れた心にしみます」(42才・パート)
●『であいもん』(原作:浅野りん/ABEMAほか)
京都の和菓子店を舞台に、和菓子がつなぐ父と娘の絆を描いた作品。
「相手を思う気持ちは言葉にしないと伝わらないのに、そんな当たり前のことができなくて、傷つけ合ってしまう人たち。人と人のつながりを考えさせられます。そして描かれる和菓子がきれい」(26才・その他)
●『この音とまれ!』(原作:アミュー/Huluほか)
廃部寸前の高校の箏曲部を舞台にした青春ストーリー。
「職場の同僚から紹介してもらい、ハマりました! 不良少年やお箏の天才少女などキャラクターも魅力的で、絵もきれい。ストーリーもザ・青春!という感じで素敵です。お箏のことがわかるようになりますし、楽しくて絶対おすすめ!」(34才・パート)
取材・文/廉屋友美乃
※女性セブン2023年1月1日号
