では、具体的にカラオケでよく歌われる名曲で、ポイントを確認しよう。

●『真っ赤な太陽』美空ひばり
「無理のない範囲で上下するメロディーラインのおかげで、声帯をしっかり締められる。やや速めのテンポに乗り地声で元気よく歌っていけば、血液循環が活発になる効果も狙える」(渡邊氏。以下同)

美空ひばり(写真/共同通信社)

美空ひばり(写真/共同通信社)

●「北酒場」細川たかし
「出だしからこぶしを回せたら回してほしい。声筋だけでなく、声帯より外側の喉頭の筋肉も鍛えられる。明るく歌い上げればナルシストに見られず、仲間と大いに盛り上がれる選曲だ」

●「襟裳岬」森進一
「曲の音域が広く、サビのメロディーを繰り返せば声筋のリハビリ効果が期待できる。息切れしないよう、テンポは急ぎ過ぎないこと。低音の出だしから高音のサビまでしっかり歌い切ろう」

●「故郷(ふるさと)」由紀さおり 安田祥子姉妹
「お子さんも大人も一緒に歌える、ゆっくりとしたテンポの童謡。1番部分だけなら時間は短いので、気軽に口ずさもう。高音部分で裏声を出すと、声帯を引き伸ばす輪状甲状筋も鍛えられる」(渡邊氏)

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