交際を否定しなかったことで、密会報道は一気に“熱愛”へと変わった。さらに報道と前後して、自身のブログに《お伝えしたいことがあるんですけど》と意味深な文章をアップし、《確認などを待っていて、まだそれをここに書くことが今日はできません》と続けた。
「デートが報じられたタイミングだったので、ブログを読んだ誰もが山崎さんとの交際に触れるものと受け止めましたが、結局、その後も太鳳ちゃんは、『お伝えしたいこと』が何であるかを明言しませんでした。
実はあのとき本人は自分の真摯な気持ちを伝えたかったのですが、関係者との調整がうまくいかず、揉めに揉めたようです。職業柄、仕方ない部分があると頭では理解しながらも、思い通りにいかない交際に絶望を感じ、すっかり意気消沈し、山崎さんとの恋は短期間で終わりを迎えたようです」(前出・土屋の知人)
土屋の中で、交際を公にせず愛を育むことへの葛藤はずっと消えなかったようだ。朝日新聞社系のサイト「telling,」(2021年8月27日)のインタビューで「仕事のこと以外の不安」についてこう述べている。
《こういう仕事だから恋人ができても手をつないで外を歩くことはできないし。「私は結婚するのかな。それとも、しないのかな」なんて思います。常に不安だらけだけど、好きな人には「好きだよ」「大好きだよ」って、なるべくちゃんと伝えたり、ギュッと抱きしめたり──そんなことを大切にしていきたいです。結婚は、そういう自然な流れの中でできたらいいなって思っています》
このインタビューが行われたとき、土屋はすでに片寄と交際4年目。交際を公にすることができず、このまま自分は結婚できないんじゃないかという不安を抱えた彼女の背中を押したのが「妊娠」だったのかもしれない。
「次々と仕事が舞い込み、ふたりとも多忙になっていきました。人気が出ることはありがたいことだけど、反比例するように結婚の可能性が遠のくことにジレンマを感じていました。この状況はどうしたら変えられるのか──そんなときに妊娠が明らかになったのです。
最初は仕事への影響を考えて頭が真っ白になったようです。出産を反対されるかもしれない。でも、この結婚は“赤ちゃんが守ってくれる”という思いになり、ふたりで決断したそうです」(前出・土屋の知人)
土屋は今年7月期に刑事ドラマの出演が決まっているというが、関係者によると「予定に変更はなく、このまま出るだろう」とのこと。
「土屋さんはドラマのほかにも先々のCMなどが決まっていて、周囲は妊娠や結婚の対応に追われていると聞きます。一方で、これまで働き詰めだった彼女に、これを機に休んでほしいと胸をなでおろしている関係者がいることも確かです。さまざまな波紋を呼ぶお正月のサプライズとなりました」(テレビ局関係者)
ようやく、好きな人と手をつないで外を歩くことができる。
※女性セブン2023年1月19・26日号