ライフ

正月太り解消のための「顔マッサージ」「反るだけ腹筋トレ」「バンザイ・スクワット」

養生ダイエットトレーナーのElly氏などが正月太り解消法を紹介

養生ダイエットトレーナーのElly氏などが正月太り解消法を紹介

 食べ過ぎたら太る。だが、できるだけラクにやせたい。正月太りはこれでやせるというダイエット法を、養生ダイエットトレーナーのElly氏、理学療法士で一般社団法人日本ヘルスファウンデーション協会代表理事の中村尚人氏、さとう鍼灸整骨院の柔道整復師・細川博貴氏に聞いた。

むくんだ顔が引き締まる

 チャンネル登録者数37万人超えのYouTubeや、『押すだけで勝手にやせる』などの著書でダイエット法を発信してきたElly氏が、正月太り対策として真っ先に挙げるのは「押すだけ」の顔マッサージだ。

「甘いものや酒を摂取すると、顔はむくみやすくなります。砂糖を多く使ったおせちや祝い酒で顔がパンパンになり、二重あごが目立ってしまったら、顔まわりの『老廃物ほぐし』が必要です」

 老廃物の詰まりを防ぐため、効率的に筋肉をほぐし血流が促される顔マッサージは、やった瞬間に「あごが薄くなった」感覚が得られるという。もし何もせず1週間以上放置すると、顔は肥大化したまま固まってしまい、元へ戻すのがさらに難しくなる。歯磨きのついでや入浴の間に、顔まわりのケアを取り入れたい。

顔のむくみ対策マッサージ

顔のむくみ対策マッサージ

最新の腹筋メソッドで「やせスイッチ」オン

理学療法士で一般社団法人日本ヘルスファウンデーション協会代表理事の中村尚人氏

理学療法士で一般社団法人日本ヘルスファウンデーション協会代表理事の中村尚人氏

 ポッコリお腹をへこませたいとき、真っ先に思いつくのは腹筋運動だ。

 床に寝ころび、上半身を起こすのが腹筋運動の定番だが、理学療法士の中村尚人氏は著書『「そる」だけでやせる腹筋革命』で腹筋のメカニズムを紹介した上で、反る動きこそ腹筋をバランスよく鍛えられると語る。上半身の重みを利用して反り、後ろに倒れないよう腹筋を伸ばして支えるだけの「疲れない」「苦しくない」筋トレである。

 同じ腹筋運動でも、上体起こしタイプと反るタイプでは鍛えられる筋肉が異なる。上体起こしはお腹の前側に位置する腹直筋のみで、反るタイプは背中側まで含めた腹部のあらゆる筋肉に作用する。そもそも腹筋は縮める力より伸ばす力のほうが強いため、反る動きのほうが効率もいい。

 近年、「上体起こしの腹筋運動は腰痛の原因になる可能性大」との指摘があり、アメリカでは筋トレメニューから除外される動きも出始めた。もちろん、反るタイプの腹筋運動なら腰痛の心配がない。なによりありがたいのは、血圧や心拍数が上がりにくく「苦しくない」点だ。内臓を圧迫しないから、食後でも安心して実践できる。また、胸式呼吸で交感神経が活性化され、体が自然とカロリー燃焼モードへとスイッチが入る。

「正月は、神社帰りで御札や酒を家の神棚に供える人もいるでしょう。上を向いて背筋を伸ばすあの姿勢だって、ポッコリお腹を解消してくれるんですよ」

 パソコンやスマホに向かい猫背の姿勢が続いたら、随時反る筋トレで背筋を伸ばす習慣をつけ、腹をシェイプしていこう。

反るだけ腹筋トレ

反るだけ腹筋トレ

関連記事

トピックス

第1子を出産した真美子さんと大谷(/時事通信フォト)
《母と2人で異国の子育て》真美子さんを支える「幼少期から大好きだったディズニーソング」…セーラームーン並みにテンションがアガる好きな曲「大谷に“布教”したんじゃ?」
NEWSポストセブン
俳優・北村総一朗さん
《今年90歳の『踊る大捜査線』湾岸署署長》俳優・北村総一朗が語った22歳年下夫人への感謝「人生最大の不幸が戦争体験なら、人生最大の幸せは妻と出会ったこと」
NEWSポストセブン
コムズ被告主催のパーティーにはジャスティン・ビーバーも参加していた(Getty Images)
《米セレブの性パーティー“フリーク・オフ”に新展開》“シャスティン・ビーバー被害者説”を関係者が否定、〈まるで40代〉に激変も口を閉ざしていたワケ【ディディ事件】
NEWSポストセブン
漫才賞レース『THE SECOND』で躍動(c)フジテレビ
「お、お、おさむちゃんでーす!」漫才ブームから40年超で再爆発「ザ・ぼんち」の凄さ ノンスタ石田「名前を言っただけで笑いを取れる芸人なんて他にどれだけいます?」
週刊ポスト
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
「よだれを垂らして普通の状態ではなかった」レーサム創業者“薬物漬け性パーティー”が露呈した「緊迫の瞬間」〈田中剛容疑者、奥本美穂容疑者、小西木菜容疑者が逮捕〉
NEWSポストセブン
1泊2日の日程で石川県七尾市と志賀町をご訪問(2025年5月19日、撮影/JMPA)
《1泊2日で石川県へ》愛子さま、被災地ご訪問はパンツルック 「ホワイト」と「ブラック」の使い分けで見せた2つの大人コーデ
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で「虫が大量発生」という新たなトラブルが勃発(写真/読者提供)
《万博で「虫」大量発生…正体は》「キャー!」関西万博に響いた若い女性の悲鳴、専門家が解説する「一度羽化したユスリカの早期駆除は現実的でない」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
《美女をあてがうスカウトの“恐ろしい手練手管”》有名国立大学に通う小西木菜容疑者(21)が“薬物漬けパーティー”に堕ちるまで〈レーサム創業者・田中剛容疑者、奥本美穂容疑者と逮捕〉
NEWSポストセブン
江夏豊氏が認める歴代阪神の名投手は誰か
江夏豊氏が選出する「歴代阪神の名投手10人」 レジェンドから個性派まで…甲子園のヤジに潰されなかった“なにくそという気概”を持った男たち
週刊ポスト
キャンパスライフを楽しむ悠仁さま(時事通信フォト)
悠仁さま、筑波大学で“バドミントンサークルに加入”情報、100人以上所属の大規模なサークルか 「皇室といえばテニス」のイメージが強いなか「異なる競技を自ら選ばれたそうです」と宮内庁担当記者
週刊ポスト
前田健太と早穂夫人(共同通信社)
《私は帰国することになりました》前田健太投手が米国残留を決断…別居中の元女子アナ妻がインスタで明かしていた「夫婦関係」
NEWSポストセブン
子役としても活躍する長男・崇徳くんとの2ショット(事務所提供)
《山田まりやが明かした別居の真相》「紙切れの契約に縛られず、もっと自由でいられるようになるべき」40代で決断した“円満別居”、始めた「シングルマザー支援事業」
NEWSポストセブン