ライフ

辛酸なめ子さん、栄養検査キット体験 意外な数値に「名字を尿酸にすることを考えました」

辛酸なめこさんが栄養状態をチェックしてみた!(写真はイメージ)

辛酸なめこさんが栄養状態をチェックしてみた!(写真はイメージ)

 がん、腸内環境、生活習慣病などのリスクが、尿や血液を送るだけで確認できる「検査キット」が話題をとなっている。果たして、どのような手順で行い、どのようなことがわかるのか──。コラムニスト・辛酸なめ子さん(48才)が体験した。

 * * *
 数ある検査の中、シリアスな検査を受ける勇気がなかったので、尿でできる栄養検査キット『VitaNote』を試させていただきました。

 キットが届いたので、まず、スマホに専用アプリをインストール。採尿プラスチック管に朝の尿を入れて郵送。まさか封筒に尿が入っているとは……郵便局の人も気づかないことでしょう。

 約1週間後、アプリに検査結果が届いたのでチェック。自分の栄養状態の通知表みたいなものなので、学校の通知表以上にドキドキします。開いたらすごくいびつなレーダーチャートが表示されました。一目見て、栄養状態のバランスが崩れまくっているとわかります。

 スコアは100点満点で61。平均が75なので、これが予備校の成績だったらこのまま浪人しそうな位置です。検査によると特に足りないのはビタミンB1、パントテン酸、葉酸、たんぱく質、カルシウムなど。それぞれの栄養素をタップすると、栄養素の役割や、含まれている食材などの詳細が表示されます。学校の通知表より情報量が多いです。ここ数年肉をほとんど食べていなかったのが、たんぱく質不足という結果に?

 パントテン酸は聞き慣れないマイナーな酸ですが、レバーなどに含まれるようです。不足すると「成長停止や副腎障害、手や足のしびれ、頭痛、疲労、不眠、食欲不振等が起こります」と、恐ろしいことが書かれていました。そういえば手足がしびれがちで疲労感が抜けません。

 ビタミンB1不足に関しては「欠乏により神経炎、脳組織への障害等が生じます」とのこと。シリアスな検査を避けたのに、結局怖い診断結果が突き付けられました。

 逆に足りていたのはナトリウム、ビタミンB2、モリブデンです。

 ナトリウムは過剰ともいえる状態でした。ポテチやおかきが好きでよく食べていたからでしょうか? 

 モリブデンはスコアが100。「尿酸を産出してプリン体を分解する働き」があるそうで、気づかないところで尿酸を産出しまくっていたようです。名字を尿酸にすることを一瞬考えました。大豆製品に含まれるようで、肉の代わりにソイミートを食べていたからかもしれません。

関連記事

トピックス

子宮体がんだったことを明かしたタレントの山瀬まみ
《山瀬まみが7ヶ月間のリハビリ生活》休養前に目撃した“スタッフに荷物を手伝われるホッソリ姿”…がん手術後に脳梗塞発症でICUに
NEWSポストセブン
自民党屈指の資金力を誇る小泉進次郎氏(時事通信フォト)
《小泉進次郎氏の自民党屈指の資金力》政治献金は少なくても“パーティー”で資金集め パーティーによる総収入は3年間で2億円、利益率は約79%
週刊ポスト
米倉涼子
《新情報》イベントのドタキャン続く米倉涼子を支えた恋人の外国人ダンサー、日本を出国して“諸事情により帰国が延期”…国内でのレッスンも急きょキャンセル 知人は「少しでもそばにいてあげて」
NEWSポストセブン
「開かれた市政運営」を掲げる瀬野憲一・守口市長(写真/共同通信社)
パワハラ人事疑惑の瀬野憲一・守口市長、維新代議士へ“お土産”補助金疑惑 互礼会の翌日に「補助金をつけろ」と指示か 本人は「発言の事実はない」と主張
週刊ポスト
出世街道を突き進む二所ノ関親方
《相撲協会、理事選のゆくえ》大の里の横綱昇進後初Vで注目が集まる二所ノ関親方の出世街道、飛び級で抜擢の可能性も ライバルだった元横綱・白鵬が退職したのも追い風
週刊ポスト
小川晶市長“ホテル通い詰め”騒動はどう決着をつけるのか(左/時事通信フォト)
《前橋・小川市長 は“生粋のお祭り女”》激しい暴れ獅子にアツくなり、だんベぇ踊りで鳴子を打ち…ラブホ通い騒動で市の一大行事「前橋まつり」を無念の欠席か《市民に広がる動揺》
NEWSポストセブン
歴史ある慶應ボート部が無期限で活動休止になったことがわかった(右・Instagramより)
《慶應体育会ボート部が無期限活動休止に》部員に浮上した性行為盗撮疑惑、ヘッドフォン盗難、居酒屋で泥酔大暴れも… ボート部関係者は「風紀は乱れに乱れていた」と証言
NEWSポストセブン
元大関・貴景勝
断髪式で注目の元大関・貴景勝 「湊川部屋」新設に向けて“3つの属性の弟子”が混在する複雑事情 稽古場付きの自宅の隣になぜか伊勢ヶ濱部屋の住居が引っ越してくる奇妙な状況も
NEWSポストセブン
京都を訪問された天皇皇后両陛下(2025年10月4日、撮影/JMPA)
《一枚で雰囲気がガラリ》「目を奪われる」皇后雅子さまの花柄スカーフが話題に 植物園にぴったりの装い
NEWSポストセブン
香川県を訪問された秋篠宮妃紀子さまと次女・佳子さま(2025年10月3日、撮影/JMPA)
《母娘の秋色コーデ》佳子さまはベージュ、紀子さまはホワイトのセットアップ アクセサリーはパールで共通もデザインで“違い”を見せられた
NEWSポストセブン
永野芽郁に業界からラブコール
《金髪写真集をフィリピンで撮影済み》永野芽郁、すでに民放キー局から「連ドラ出演打診」も…今も業界から評価される「プロ意識」
NEWSポストセブン
“ラブホテル通い”を認めた小川晶・前橋市長
《前橋市長が利用した露天風呂付きラブホ》ベッド脇にローテーブルとソファ、座ると腰と腰が密着…「どこにどのように着席して相談したのか」疑問視される“部屋の構造”
週刊ポスト