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覚醒剤使用容疑でTBS47歳女性社員逮捕 親しい局員は「おかしな様子は見たことない」

生き残りをかけ“構造改革”を進めるテレビ局も(写真/共同通信社)

局員の逮捕を公表したTBS(写真/共同通信社)

 1月23日、TBS局員の越智忍容疑者(47)が覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕された。逮捕容疑は今年1月、東京都内やその周辺で覚醒剤を使った疑い。越智容疑者は容疑を認めている。突然の逮捕にTBS局内では驚きの声が広がっているという。TBS局員が語る。

「越智さんはTBSの広報部に所属していました。勤務態度は至って真面目で局内でも評価は悪くなかった。覚醒剤使用の容疑といいますが、親しい局員は“おかしな様子などは見たことがない”と言っていました。会社が越智さんと関係があった職員にヒアリングを始めていますが、同じような声があがるのではないか」

 越智容疑者は法政大学女子高から法政大学工学部に進学。その後、TBSに入社する。配属は技術職だった。越智容疑者と面識のある40代局員がこう振り返る。

「『3年B組金八先生』『木更津キャッツアイ』『華麗なる一族』など2000年代の人気ドラマのCG・VFXを担当していました。その当時は2週間くらい自宅に帰れないこともあったようですが、越智さんは根性で食らいついていた。局の評価もよく、予算が潤沢だったため、越智さんに最先端の技術を学ばせるために米国に出張させたこともありました。

 しかし、一時期、ドラマの視聴率が低下し、予算も大幅に削減されるようになり、越智さんも10年ほど前に制作の現場から異動しています。いまはネットの見逃し配信などのおかげでドラマは好調、配属される人員も多いですが、越智さんはしばらく現場を離れていることもあり、戻るという話はなかったようです」

 テレビ局の局員が薬物に手を染めて逮捕されるケースは過去にも起きている。2022年6月にはフジテレビ局員が乾燥大麻およそ80グラムを所持していた疑いで逮捕された。この局員は逮捕直前に自己都合により退職していたが、『FNS27時間テレビ』で明石家さんまに「優秀」と褒められるなど評価されていた。

 TBSは越智容疑者の逮捕を他局に先がけて『ひるおび』で公表した。原因究明に向けた報道に期待したい。

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