亡くなった初音さんのプロフィール写真(SNSより)
近隣住民らが語る通り、伊藤宅は“夫婦ゲンカが激しい家”として知られていた。全国紙記者が語る。
「『週に何度も伊藤容疑者の怒鳴り声が聞こえた』と証言する近隣住民もいて、事件直前の夜にも激しい物音や叫び声があったそう。3年前にも警察が駆けつける騒動が2度あり、近所に住むの人々にとっては、少し気になる一家だったようです」
これらのエピソードからも、伊藤容疑者の日常的な“凶暴性”をうかがい知ることができるが、一方で妻への接し方も独特だった。初音さんはFacebookで自撮り写真をよく公開しており、どれも友人たちから〈かわいい〉などと褒めるコメントが寄せられていた。しかし、伊藤容疑者は〈写メ詐欺怖い…〉や〈ブス〉と貶しており、〈もぅ1回椅子から落とす〉と暴行を示唆するようなコメントもあった。
「冗談といえど、容姿を貶すような発言には嫌悪感を覚える人もいそうです。ただ、これはちょうど彼が結婚をする前のやりとり。初音さんも〈うるせーひっぱたく〉や〈たまには褒めろハゲ〉とやり返しており、その当時はこうした言い合いも、ふたりにとっていつものことだったようです」(前出・全国紙記者)
検視の結果、初音さんの遺体には、全身に殴られたような痕があったという。伊藤容疑者も警察の取り調べに、初音さんを殴ったことを認めている。警察は今後、容疑を傷害致死に切り替え、事件の経緯を調べることになる──。
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