金銭面でのフォローはあった
「鈴木さんからは金銭面を含めた彼なりのフォローはあったようです。でも彼女の心や体の傷まではカバーできなかった。彼女は中絶後も後悔で突然泣き出したり、吐いたりと苦しんでいたけど、そのことは彼は知らないでしょう。
もちろん鈴木さんひとりだけが悪いなんてことはない。中絶は悩んで苦しんでふたりで出した結論ですから。ただ、一度は体の中に命を授かった女性と、そうじゃない男性とでは感覚が全然違う。
中絶をする前は、“今後も友達としてつきあっていこう”と話していたようですが、結局もう連絡は取っていないようです」
A子さんに現在の思いを聞くため、電話で彼女に連絡を取ったが、「私は何も話せません」と言うのみだった。
一方の鈴木は、本人の代理人弁護士がこう答えた。