女性向けコミックの題材にも取り上げられやすい、「年下男子」との甘い結婚生活――しかし、現実は、決していい面ばかりではないようだ。
2月23日、佐藤仁美(43才)が離婚を発表した。4年間の結婚生活をともにした細貝圭は、5才年下の38才。ミュージカルを中心に活動するイケメン俳優だ。
遡ること1月31日、SPEEDの島袋寛子(38才)も6年連れ添った早乙女友貴(26才)と離婚した。早乙女太一(31才)を兄に持ち、細貝同様舞台で活躍する友貴と島袋の年齢差は、ちょうど干支が1周する12才だ。
かつて秋吉久美子(68才)は2014年に26才下の映像クリエーター男性と8年半で結婚生活にピリオド。磯野貴理子(59才)は2019年に24才下のバーテンダーと、熊谷真美(62才)は2021年に18才下の書道家と、それぞれ離婚している。
かくも、「年下男子」との結婚生活は茨の道なのか。離婚の原因を紐解くには、そもそもなぜ結婚に至ったのかを考える必要がありそうだ。
自身も年下男性との二度の離婚を経験している、離婚カウンセラーの岡野あつこ氏は、「年下夫の定義はジェネレーションギャップを感じる10才差から」と前置きしたうえで、年上女性に惹かれる男性の心情についてこう分析する。
「自分より年上の女性との結婚を選ぶ男性は、上昇志向が強い人が多いのではないかと分析できます。自分にないものや経験していないことを、すべて持っているように見える年上女性に魅力を感じるのではないでしょうか。年上女性の持つスキルや経験は、男性にとって自身の成功に必要なものでもある。無意識のうちに、経験値と包容力を兼ね備えている年上女性に惹かれるのでしょう」
しかし「尊敬できる相手」として結婚を決めたはずの年上女性の魅力は、時間とともに徐々に感じなくなっていくという。