これまでに大病をしたことはなく、“終活”についてもほとんど考えたことがないという。
「ご主人はすでに“生前葬”を行い、亡くなった後は海に散骨してほしいと話しているそうです。藤田さんも最近になって、同じようにしたいと考えているそうですが、女優としての目標は『生涯現役』。ご主人を支えながら今後も役者の仕事を続ける意向だといいます。今年も、すでに立て続けに出演映画が公開されますし、主演舞台が行われることも決まっています」(前出・芸能リポーター)
お人よしの姉御肌が仇となり、喜寿で“金銭苦”を味わった藤田。だが、それでも前を向いている。藤田が語る。
「頑張って、何とかしようというときにコロナで収入が減ってしまったときは本当に大変でした。でも、それは私だけでなく、ほかの役者さんも同じように苦労したと思う。私は逃げるようなことはしないし、悪いことも絶対にしません。ずっと、そういう信念のもとで生きてきました。だから、もう少し頑張らせてください」
芸能界の母は、持ち前の明るさと不屈の精神で困難を乗り越える──。
※女性セブン2023年4月20日号