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有村架純、傷み始めた野菜をあえて買うほどの「スゴイ自炊力」 映画『ちひろさん』での食べっぷりも話題

以前から自炊を心がけているという有村架純(時事通信フォト)

以前から自炊を心がけているという有村架純(時事通信フォト)

 NHK大河ドラマ『どうする家康』で主人公・家康(松本潤・39)の正室・瀬名を演じている有村架純(30)。難局続きのドラマのなかで瀬名の存在が“癒やし”になっていると評判だが、ベテラン芸能ライターは「それだけに残念」と肩を落とした場面があると語る。

「4月2日放送回では、当時珍しかった金平糖を欲しがる子供らと一緒に瀬名が家康にねだる場面がありました。ところが、家康はせっかく手に入れた金平糖を将軍・足利義昭に食べられてしまった。瀬名が金平糖を口にしていたら、いったいどんなに素敵なリアクションが見られたことかと残念でなりません。

 というのもいま、有村さんはネットフリックスで配信され大ヒット中の映画『ちひろさん』でも主演を務めているのですが、作中で彼女が食べるシーンが素晴らしいと話題なんです。地方の弁当屋に勤める元風俗嬢という設定の有村さんですが、弁当屋に採用された理由は“美味しそうに食べていたから”。そのシーンの有村さんの食べっぷりは、本当に見事でした」

 その背景に、有村の食べ物に対するこだわりがある。今年2月には、『Forbes JAPAN』オンラインのインタビュー(2月16日付)で、自らもお弁当づくりをするとした上で、こう語った。

「お弁当には、前の晩のおかずの残りとか、朝、卵料理を作って詰めたりしてます。SDGsのことも考えます。食材を買うときも、ちょっと傷み始めたお野菜たちが、スーパーの隅のほうで売られていたりするんですけど。そういうところは必ずチェックして、『全然まだ食べられるじゃん』と思ったら、率先して購入しています」

 芸能関係者はこう話す。

「有村さんは以前から自炊を心がけていると公言しています。自身のインスタグラムに〈大根おろしの危なくないおろし方ってなんだ? と思いながら、今日も大根をすった〉と投稿したり、ぶり大根の写真を掲載している。

 ほかにも、カボチャの煮付けや、祖母直伝のポテトサラダなども得意だと言います。友人にもよく手料理を振る舞うそうで、粗めの大根おろしをのせた豚肉の塩麹焼きや、卵黄と大葉をのせた鯛の漬けなど、丁寧な和食を作ることが多いようですね。

 また、栄養学を独学で勉強して自己管理に役立てているなど、ストイックな一面もあります。そんな彼女が“ご褒美”として食べるのがお寿司だそう。とくにあじやぶりなどの光り物が好きだそうです」

 食べ物を大切にという気持ちが、名シーンを生んでいた。

※週刊ポスト2023年4月28日号

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