4才頃の大谷(右)と、加代子さん(写真はエンゼルスの公式ツイッターより)
より理解を深めるため、何度も目を通すのが大谷流の読書術だ。
「一度読んだだけでは、本質は理解できないと考えているようです。間を空けて複数回読むことで、そのたびに新たな発見があると話していました」(前出・スポーツ紙記者)
前述の稲盛和夫では『生き方』や『心。』、渋沢栄一の『論語と算盤』に加え、世界有数の大富豪・イーロン・マスクに関する本や、2000年代に童話テイストのビジネス書としてブームを呼んだ『チーズはどこへ消えた?』なども読破したという。
「電子書籍だと活字が頭に入ってこないらしく紙の本派。小説などの物語は苦手だそうです」(前出・スポーツ紙記者)
フィクションはコミックで楽しむ。『SLAM DUNK』『呪術廻戦』『キングダム』などの人気シリーズは、米国に渡ってからも読み続けている。トレーニングで「体」と「技」を強く磨き、読書で「心」を鍛える。「読書」が大谷の可能性を無限大にする。
※女性セブン2023年5月4日号