5月2日に発売された自叙伝『蒼い炎IV ―無限編-』(扶桑社)にも《羽生選手の印税はすべてアイスリンク仙台へ寄付されます。扶桑社の売り上げの一部も寄付いたします》と記されており、リンク運営に対する彼の思いが表れているといえる。
羽生の強い思いを知り、ファンも立ち上がった。アイスリンク仙台ではオリジナルキャラクター『アイリン』のグッズや、LINEスタンプの売り上げの一部がリンク運営に役立てられている。そのため、こういったグッズ購入を呼びかけあっているのだ。
「私は『蒼い炎IV』をもう一冊買って母の日にプレゼントしました。ファンの中には、子供に『母の日は、カーネーションじゃなくて、“蒼い炎”をプレゼントしてほしい』とリクエストした人もいるそうです」(羽生ファンの女性)
ファンの思いが未来のトップスケーターを支えている。
※女性セブン2023年6月1日号