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竹下景子 Netflixドラマ『離婚しようよ』“強烈な姑役”のコメディエンヌぶりが話題で再ブレイクの兆し

強烈なインパクトを残した竹下景子(時事通信フォト)

強烈なインパクトを残した竹下景子(時事通信フォト)

 漢字が苦手で女子アナとの不倫路チュー写真が報じられた三世議員の東海林大志(松坂桃李)と、愛媛を舞台にした連続ドラマ『巫女ちゃん』で大ブレイクした国民的女優の黒沢ゆい(仲里依紗)──。どこかで聞いたことがあるような設定の夫婦が離婚という目標に向けて共闘する様を描いたTBS制作のNetflixシリーズ『離婚しようよ』が全世界独占配信されている。(以下、ネタバレを含みます。ご注意ください)

 業界関係者からも注目が高いという同作について、芸能関係者はこう語る。

「宮藤官九郎と大石静の共同脚本に加え、4年ぶりにドラマ復帰し、妻の不倫相手である“色気ダダ漏れ男”を演じた錦戸亮も話題です。何より、個性派揃いの豪華出演者のなかで強烈なインパクトを残したのは竹下景子さん(69)でしょう。

 かつては“お嫁さんにしたい女優ナンバーワン”と呼ばれた竹下さんですが、近年は『わろてんか』『おかえりモネ』などで見せた“祖母役”で重宝されています。今作で竹下さんが演じたのは、大志の母で“政治家の跡取りを絶やさない”ことを何より優先する強烈な姑。品のある竹下さんが演じたことで怖いのに憎めない、圧倒的な存在感でした」

 なかでも傑作なのが、妊娠した嫁(仲)が、子の父親は不倫相手(錦戸)ではなく夫(松坂)だと主張したため、竹下がパチンコ屋にいる錦戸に確かめに来たシーン。

 竹下が錦戸を問い詰めるも、「(パチンコを)打たないなら帰れよ」と邪険にされる。そこで錦戸の玉を掴んで投入してみると大当たり。「何これ」と戸惑う竹下の手を、錦戸の手が荒々しく包み込む。すると、“色気ダダ漏れ”に骨抜きにされた竹下が、うっとりとした表情で恍惚の声をあげるのだ。前出の芸能関係者はこう続ける。

「朝ドラでの祖母役のイメージとは違って、今作で竹下さんはシャープなジャケット姿や、Vネックのスタイリッシュなファッションに身を包み、パワフルで新しい熟年女性キャラを見せています。その絶妙なコメディエンヌぶりはドラマ関係者の目にも留まったはずです。

 秋には主演舞台の上演も決まりましたし、古希を目前にして再ブレイクの兆しです」

※週刊ポスト2023年7月21・28日号

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