7日のライブ配信に駆けつける三宅
自分たちが真のジャニーズ
ジャニー氏の所属タレントに対する性加害問題に追及の手が伸びていたことも滝沢らの離脱に大きく影響しているといわれている。
「イギリスの公共放送BBCはジャニー氏が亡くなる前から取材を開始し、昨年夏頃には関係各所にインタビューを申し込んでいました。その動きは当然、滝沢さんの耳にも入っていたはず。降りかかる火の粉から逃げ出すように昨年9月に事務所側に辞意を申し出ると、滝沢さんは引き継ぎもしないまま姿を消してしまったのです」(前出・芸能関係者)
滝沢と平野が合流を発表した日は、奇しくもジャニー氏の命日(7月9日)の2日前。2人にとって今回の発表は恩師に報告する意味合いがあったという指摘もある。
「滝沢さんはTOBEのタレントをアーティストと呼ぶことを宣言していますが、これはアイドルと呼ぶことを嫌がったジャニー氏の受け売りです。表立っては言わないものの自分たちこそがジャニーイズムを引き継ぐ真のジャニーズという主張も見え隠れします」(前出・芸能関係者)
ジャニー氏の性加害問題は日を追うごとに深刻さを増しているが、今後も滝沢と平野が言及する予定はないという。
「若い頃からジャニー氏の身近でJr.を指導してきた滝沢さんは、真相を知る立場にありますが、テレビ局や新聞社の取材要請はすべて断り、コメントしない方針を貫いています」(前出・別の芸能関係者)
ジャニーズに残ったキンプリの2人、そして彼らのファンにとっても海外のエージェントではなく、なぜ滝沢と? という疑問は残る。七夕の夜、永瀬廉は公式ブログを更新したが、《焼き鳥うまいぞ》などと淡々と近況を綴るだけで、平野たちの門出に触れることはなかった。大きな期待と注目が集まる滝沢と平野たち。TOBEのコンセプトは「誰がいちばん大きな声で笑えるかの勝負」だそうだが、いちばん大きな声で笑うのは──。
※女性セブン2023年7月27日号