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【独占初告白】上島竜兵さんの妻・広川ひかるが語った葛藤「もっとできることはあったと思う」「せめて子供がいたら…と考えたことも」

この1年を初めて語る広川ひかる(右)

この1年を初めて語る広川ひかる(右)

 昨年5月に亡くなったダチョウ倶楽部の上島竜兵さん(享年61)の妻・広川ひかる(52才)が、上島さんとの別れについて初めて語った。3日発売の『女性セブン』で、最愛の夫を亡くして1年あまり経った今の胸中を告白している。

「こんな思いをさせられるなら、結婚なんてしなきゃよかった……まさかあんな最期になるなんて思わないじゃないですか…でも、振り返れば楽しいこともいっぱいありましたけどね」

 そう優しい笑みを浮かべた広川。「もっとできることはあったと思う」と後悔も口にした。
 
 亡くなった直後は、身のまわりの全てに現実感がなく、夫がこの世にいないことが信じられなかった。しかし通夜の日、数日前まで上島さんが使っていたハローキティの柄の小さな茶碗にごはんをよそっているとき、「もうこのお茶碗で、竜ちゃんがごはんを食べることはないんだ」と実感すると涙が止まらなかった。こぼれる涙もそのままに、広川は亡き夫のために枕飯を用意した。

 上島さんの葬儀告別式は、昨年5月14日に都内の斎場で営まれた。ダチョウ倶楽部の肥後克広(60才)や寺門ジモン(60才)はもちろん、加藤茶(80才)に出川哲朗(59才)、そして有吉弘行(49才)に土田晃之(50才)をはじめとした「竜兵会」のメンバーほか大勢が駆けつけた。上島さんが好きだったピンク色の花が飾られた祭壇の前で、大の男たちが声をあげて泣いていた。

 上島さんが急逝してから広川は、相続などの手続きに追われた。生前の上島さんは「自分の財産は全部ヒーチャンに渡したい」と言っていたが、遺言書がなかったため、法律に則り、上島さんの遺産は姑と分けることになった。

「竜ちゃんの最後の親孝行になってよかったと思う一方で、彼の飲み代で月に100万円前後の出費が続いていて、預金は恥ずかしいほどの金額しかありませんでした。もう少し残してくれていたら……とか、せめて子供がいたら……と考えたこともありました」

 広川は上島さんが亡くなって約3か月後、乳がんを宣告されたことも明かした。胸のしこりが気になって病院に行ったところ、ステージ1の浸潤性の乳がんだった。

「本当に参りました。きっと前世の私はかなりの悪党だったんでしょう。誰を恨むこともできないので、もはや前世の自分に罪をかぶせるしかないんです(笑い)」

 幸い手術は成功し、入院を経て治療終了を告げられた。

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