芸能

杏、映画『キングダム』の演技に絶賛の声 民放各局が「パリ五輪現地キャスターに」とラブコール

繊細かつダイナミックな演技が絶賛の杏(時事通信フォト)

繊細かつダイナミックな演技が絶賛の杏(時事通信フォト)

 現在公開中の映画『キングダム 運命の炎』で、幼少期の秦の始皇帝を助ける女商人役・紫夏として出演している女優の杏(37)。同作は大人気漫画『キングダム』(集英社)を映画化したもので、公開3日間で興行収入10.5億円、観客動員数70万人を突破し、本年度実写映画化No.1のオープニング観客動員数を記録する大ヒット作となっている。

 杏はそこでアクションシーンにも挑戦しており、「矢を射る姿がかっこよすぎる」「紫夏が死ぬところは涙が止まらない」など、その繊細かつダイナミックな演技が絶賛されている。芸能ライターが言う。

「杏さんは他にも、自身のYouTubeチャンネルが大人気となっています。現在は3人のお子さんとフランスに移住して生活していますが、渡仏前には長年不仲が囁かれていた実父の渡辺謙さん(63)とのデュエットを披露したり、渡仏後は現地での生活を発信。チャンネルの登録者数は116万人を突破している」

 その彼女に熱視線を送るのが民放各局だ。ある局の関係者が言う。

「2024年7月にパリで開催される夏季五輪での『現地キャスター』に杏さんを起用したいという声が上がっているのです。東京五輪を巡る汚職報道の影響で、日本では五輪に対してのマイナスイメージがついてしまった。

 そのために各局、視聴率獲得のためのテコ入れに躍起になっている。そこで現地で生活していて、女優としての知名度もあり、YouTubeでも絶大な発信力を誇る杏さんに白羽の矢が立ったのです」

 彼女のレポーターとしての資質にも注目が集まっている。

「今年3月に開催されたアカデミー賞に本人が招待された際、自身のチャンネルにアップした授賞式のレポートが、どんなレポーターよりも丁寧で聞きやすかった。滞在時の様子から始まり、授賞式だけでなく、参列者にふるまわれる軽食やアフターパーティーの様子までも詳細に解説していた。

 世界の映画界の中でも、ごく一部しか参加することができない大舞台の様子を、現地の空気感まで交えて臨場感たっぷりに『現地中継』した彼女なら、五輪レポーターも見事に務めてもらえるはずです」(同前)

 さらには、杏の出演による「別のサプライズ」の期待もあるのだという。

「7月8日に放送された『マツコ会議』(日本テレビ系)では、パリから中継で参加した杏さんの部屋に遊びに来ていた渡辺謙さんが映りこんでおり、そのまま番組に出演した。五輪でも謙さんの登場の可能性があるのではないかと期待されています」(同前)

※週刊ポスト2023年8月18・25日号

関連記事

トピックス

大谷翔平の投手復帰が待ち望まれている状況だが…
大谷翔平「二刀流復活でもドジャースV逸」の悲劇を防ぐカギは“7月末トレード” 最悪のシナリオは「中途半端な形で二刀流本格復活」
週刊ポスト
フランスが誇る国民的俳優だったジェラール・ドパルデュー被告(EPA=時事)
「おい、俺の大きな日傘に触ってみろ」仏・国民的俳優ジェラール・ドパルデュー被告の“卑猥な言葉、痴漢、強姦…”を女性20人以上が告発《裁判で禁錮1年6か月の判決》
NEWSポストセブン
ホームランを放った後に、“デコルテポーズ”をキメる大谷(写真/AFLO)
《ベンチでおもむろにパシャパシャ》大谷翔平が試合中に使う美容液は1本1万7000円 パフォーマンス向上のために始めた肌ケア…今ではきめ細かい美肌が代名詞に
女性セブン
ブラジルへの公式訪問を終えた佳子さま(時事通信フォト)
《ブラジルでは“暗黙の了解”が通じず…》佳子さまの“ブルーの個性派バッグ3690レアル”をご使用、現地ブランドがSNSで嬉々として連続発信
NEWSポストセブン
告発文に掲載されていたBさんの写真。はだけた胸元には社員証がはっきりと写っていた
「深夜に観光名所で露出…」地方メディアを揺るがす「幹部のわいせつ告発文」騒動、当事者はすでに退職 直撃に明かした“事情”
NEWSポストセブン
“進次郎劇場”で自民党への逆風は止まったか
《進次郎劇場で支持率反転》自民党内に高まる「衆参ダブル選挙をやれば勝てる」の声 自民党の参院選情勢調査では与党で61議席、過半数を12議席上回る予測
週刊ポスト
異物混入が発覚した来来亭(HP/Xより)
「生肉からの混入はあり得ないとの回答を得た」“ウジ虫混入ラーメン”騒動、来来亭が調査結果を公表…虫の特定には至らず
NEWSポストセブン
左:激太り後の水原被告、右:2月6日、懲役刑を言い渡された時の水原被告(左:AFLO、右:時事通信)
《3度目の正直「ついに収監」》水原一平被告と最愛の妻はすでに別居状態か〈私の夢は彼と小さな結婚式を挙げること〉 ペットとの面会に米連邦刑務局は「ノー!ノー!ノー!」
NEWSポストセブン
“超ミニ丈”のテニスウェア姿を披露した園田選手(本人インスタグラムより)
《けしからん恵体で注目》プロテニス選手・園田彩乃「ほしい物リスト」に並ぶ生々しい高単価商品の数々…初のファンミ価格は強気のお値段
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
ヨグマタ相川圭子 ヒマラヤ大聖者の人生相談
ヨグマタ相川圭子 ヒマラヤ大聖者の人生相談【第24回】現在70歳。自分は、人に何かを与えられる存在だったのか…これから私にできることはありますか?
週刊ポスト