芸能

石破茂氏が語るキャンディーズがいた青春時代「同級生の悪童何人かで車内広告を失敬した」

1975年9月発売。チャート17位。大人の恋愛を描いた歌詞とびしょ濡れ姿のジャケットで、それまでの可愛いイメージを覆したシングル。「音楽性が高く、ソウルミュージックっぽいところがカッコイイです」(石破氏)/(C)渡辺プロダクション

1975年9月発売。チャート17位。大人の恋愛を描いた歌詞とびしょ濡れ姿のジャケットで、それまでの可愛いイメージを覆したシングル。「音楽性が高く、ソウルミュージックっぽいところがカッコイイです」(石破氏)/(C)渡辺プロダクション

 人気絶頂で解散を表明したキャンディーズは、今年でデビュー50周年を迎える。メンバーの伊藤蘭、田中好子、藤村美樹はデビュー後、学生たちを夢中にさせた。政治家・石破茂氏もキャンディーズがいる青春を楽しんだ一人だった。石破氏が自身の高校時代を振り返る。

 * * *
 レコードデビュー前、NHKの『歌謡グランドショー』でアシスタントをしている時から注目していました。

 異性関係不毛の男子高校生にとってテレビで見る同年代の可愛い女の子は憧れでしたから。私の好みは、美人で控えめで芯の強そうなミキちゃん。もう時効だと思うので白状すると、同級生の悪童何人かで、キャンディーズが出ている広告の車内吊りを失敬したことがありました。

 家に持ち帰っていないので私は主犯格ではありません(笑)。彼女たちは青春の象徴ですね。同年代の議員仲間と年に2回ぐらいカラオケに行くと、歌うのはやはりキャンディーズが中心。私はシングル全曲をそらで歌えます。天国にいるスーちゃんも含め彼女たちに会えたら、「一緒に歌いましょうよ」と言いたいですね。

【プロフィール】
石破茂(いしば・しげる)/1957年生まれ、鳥取県出身。慶應義塾高校、慶応義塾大学法学部卒業。三井銀行勤務を経て1986年衆議院議員初当選。防衛大臣、農林水産大臣、自民党政務調査会長、幹事長を歴任。

取材・文/鈴木洋史

※週刊ポスト2023年8月18・25日号

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