▼スクロールで次の画像

(画像 1 / 21)

小松原美里選手とパートナー・小松原尊(ティム・コレト)選手

小松原美里選手とパートナー・小松原尊(ティム・コレト)選手

(画像 2 / 21)

終始笑顔で前向きな発言が印象的だった小松原選手

終始笑顔で前向きな発言が印象的だった小松原選手

(画像 3 / 21)

6月、小松原選手は練習拠点のカナダ・モントリオールから半年ぶりに帰国。国内で開催されるアイスショーの合間を縫い、『六本木レディースクリニック』へ

6月、小松原選手は練習拠点のカナダ・モントリオールから半年ぶりに帰国。国内で開催されるアイスショーの合間を縫い、『六本木レディースクリニック』へ

(画像 4 / 21)

採血を行い、卵巣内の卵子の数を推測する血中の「AMH濃度」を測定。甲状腺機能に異常がないかや感染症の有無も検査する

採血を行い、卵巣内の卵子の数を推測する血中の「AMH濃度」を測定。甲状腺機能に異常がないかや感染症の有無も検査する

(画像 5 / 21)

初診時、血液検査の結果から治療計画を立てていく。小松保則院長から「超音波検査で子宮は左右とも問題なし」と説明を受け、小松原選手はホッとした表情を見せる

初診時、血液検査の結果から治療計画を立てていく。小松保則院長から「超音波検査で子宮は左右とも問題なし」と説明を受け、小松原選手はホッとした表情を見せる

(画像 6 / 21)

左右の子宮内を超音波で確認。この日は生理開始数日後で、黒く丸い部分が、卵子が入った卵胞。「大きさのばらつきはありますが、これから卵胞を育てる薬剤で卵巣を刺激して、採取できる大きさまで育てていきましょう」と小松院長

左右の子宮内を超音波で確認。この日は生理開始数日後で、黒く丸い部分が、卵子が入った卵胞。「大きさのばらつきはありますが、これから卵胞を育てる薬剤で卵巣を刺激して、採取できる大きさまで育てていきましょう」と小松院長

(画像 7 / 21)

ホルモンを補い卵胞を育てるため、ペンタイプの排卵誘発剤を自分で打つための指導をクリニックで受ける。腹の肉をつまんでゆっくり10秒数えながら注射する。注射回数は人によって異なり、小松原選手の場合は1日1回。痛みはあまりないのだそう

ホルモンを補い卵胞を育てるため、ペンタイプの排卵誘発剤を自分で打つための指導をクリニックで受ける。腹の肉をつまんでゆっくり10秒数えながら注射する。注射回数は人によって異なり、小松原選手の場合は1日1回。痛みはあまりないのだそう

(画像 8 / 21)

手術前に静脈麻酔をする小松原選手に看護師が話しかけ、緊張をほぐす場面もあった

手術前に静脈麻酔をする小松原選手に看護師が話しかけ、緊張をほぐす場面もあった

(画像 9 / 21)

採卵針で吸引した卵胞液が、チューブを通って細長い容器に入っていく。卵胞液がたまったら、すぐに隣の培養室へと運ばれる。超音波画像で卵巣を確認しながら、膣から左右の卵巣に長細い採卵針を刺し、卵胞液ごと卵子を吸引する。10~15分で終了し、術後は1時間ほど安静にして、その日のうちに帰宅できる

採卵針で吸引した卵胞液が、チューブを通って細長い容器に入っていく。卵胞液がたまったら、すぐに隣の培養室へと運ばれる。超音波画像で卵巣を確認しながら、膣から左右の卵巣に長細い採卵針を刺し、卵胞液ごと卵子を吸引する。10~15分で終了し、術後は1時間ほど安静にして、その日のうちに帰宅できる

(画像 10 / 21)

培養室では、吸引した卵胞液から顕微鏡を使って卵子を探していく。卵胞液の中に卵子が見つからない空胞の場合もある。顕微鏡の画像は手術室のモニターにもリアルタイムで映し出され、採卵中の医師にも情報共有される

培養室では、吸引した卵胞液から顕微鏡を使って卵子を探していく。卵胞液の中に卵子が見つからない空胞の場合もある。顕微鏡の画像は手術室のモニターにもリアルタイムで映し出され、採卵中の医師にも情報共有される

(画像 11 / 21)

手術室に隣接する培養室で。顕微鏡下で成熟した卵子を凍結容器にのせていく

手術室に隣接する培養室で。顕微鏡下で成熟した卵子を凍結容器にのせていく

(画像 12 / 21)

顕微鏡下で卵胞液から卵子(正確には卵子卵丘細胞複合体)を見つけ出し、ピペットで吸引していく

顕微鏡下で卵胞液から卵子(正確には卵子卵丘細胞複合体)を見つけ出し、ピペットで吸引していく

(画像 13 / 21)

ピペットで吸引したものを別の容器に移し替え、卵子の周りを覆う卵丘細胞を除去して、卵子だけにする。卵子の大きさは0.1〜0.15mm

ピペットで吸引したものを別の容器に移し替え、卵子の周りを覆う卵丘細胞を除去して、卵子だけにする。卵子の大きさは0.1〜0.15mm

(画像 14 / 21)

専用のシートに凍結保護剤と卵子をのせる

専用のシートに凍結保護剤と卵子をのせる

(画像 15 / 21)

専用のシートを液体窒素に直接投入し、急速冷却。固体と液体の中間状態を保っているので、卵子は生きたままの状態をキープ

専用のシートを液体窒素に直接投入し、急速冷却。固体と液体の中間状態を保っているので、卵子は生きたままの状態をキープ

(画像 16 / 21)

凍結した卵子はマイナス196℃の液体窒素のタンク内で、半永久的に保存できる

凍結した卵子はマイナス196℃の液体窒素のタンク内で、半永久的に保存できる

(画像 17 / 21)

工程を熱心に観察する小松原選手。「卵子凍結に興味を持っている選手が増えていて、よく質問を受けるようになりました。私の体験をしっかり伝えたい」とトップランナーらしい発言を

工程を熱心に観察する小松原選手。「卵子凍結に興味を持っている選手が増えていて、よく質問を受けるようになりました。私の体験をしっかり伝えたい」とトップランナーらしい発言を

(画像 18 / 21)

術後、超音波検査で子宮を確認。当初、10個程度の採卵を想定していたが、凍結数はその半分だったため、今後について小松院長と相談を重ねていく

術後、超音波検査で子宮を確認。当初、10個程度の採卵を想定していたが、凍結数はその半分だったため、今後について小松院長と相談を重ねていく

(画像 19 / 21)

六本木レディースクリニック院長・小松保則さん。一般不妊治療から高度生殖補助医療まで不妊治療を専門とする。じっくり時間をかけ、わかりやすい説明を行うなど、寄り添った診療スタイルは患者からの信頼が厚い

六本木レディースクリニック院長・小松保則さん。一般不妊治療から高度生殖補助医療まで不妊治療を専門とする。じっくり時間をかけ、わかりやすい説明を行うなど、寄り添った診療スタイルは患者からの信頼が厚い

(画像 20 / 21)

女性の一生における卵子の数の変化

女性の一生における卵子の数の変化

(画像 21 / 21)

年齢別AMH値と採卵・凍結数

年齢別AMH値と採卵・凍結数

関連記事

トピックス

氷川きよしの白系私服姿
【全文公開】氷川きよし、“独立金3億円”の再出発「60才になってズンドコは歌いたくない」事務所と考え方にズレ 直撃には「話さないように言われてるの」
女性セブン
AKB48の元メンバー・篠田麻里子(ドラマ公式Xより)
【完全復帰へ一直線】不倫妻役の体当たり演技で話題の篠田麻里子 ベージュニットで登場した渋谷の夜
NEWSポストセブン
5月場所
波乱の5月場所初日、向正面に「溜席の着物美人」の姿が! 本人が語った溜席の観戦マナー「正座で背筋を伸ばして見てもらいたい」
NEWSポストセブン
”うめつば”の愛称で親しまれた梅田直樹さん(41)と益若つばささん(38)
《益若つばさの元夫・梅田直樹の今》恋人とは「お別れしました」本人が語った新生活と「元妻との関係」
NEWSポストセブン
パリ五輪への出場意思を明言した大坂なおみ(時事通信フォト)
【パリ五輪出場に意欲】産休ブランクから復帰の大坂なおみ、米国での「有給育休制度の導入」を訴える活動で幼子を持つ親の希望に
週刊ポスト
被害男性は生前、社長と揉めていたという
【青森県七戸町死体遺棄事件】近隣住民が見ていた被害者男性が乗る“トラックの謎” 逮捕の社長は「赤いチェイサーに日本刀」
NEWSポストセブン
学習院初等科時代から山本さん(右)と共にチェロを演奏され来た(写真は2017年4月、東京・豊島区。写真/JMPA)
愛子さま、早逝の親友チェリストの「追悼コンサート」をご鑑賞 ステージには木村拓哉の長女Cocomiの姿
女性セブン
被害者の平澤俊乃さん、和久井学容疑者
《新宿タワマン刺殺》「シャンパン連発」上野のキャバクラで働いた被害女性、殺害の1か月前にSNSで意味深発言「今まで男もお金も私を幸せにしなかった」
NEWSポストセブン
NHK次期エースの林田アナ。離婚していたことがわかった
《NHK林田アナの離婚真相》「1泊2980円のネカフェに寝泊まり」元旦那のあだ名は「社長」理想とはかけ離れた夫婦生活「同僚の言葉に涙」
NEWSポストセブン
大谷翔平の妻・真美子さんを待つ“奥さま会”の習わし 食事会では“最も年俸が高い選手の妻”が全額支払い、夫の活躍による厳しいマウンティングも
大谷翔平の妻・真美子さんを待つ“奥さま会”の習わし 食事会では“最も年俸が高い選手の妻”が全額支払い、夫の活躍による厳しいマウンティングも
女性セブン
広末涼子と鳥羽シェフ
【幸せオーラ満開の姿】広末涼子、交際は順調 鳥羽周作シェフの誕生日に子供たちと庶民派中華でパーティー
女性セブン
林田理沙アナ。離婚していたことがわかった(NHK公式HPより)
「ホテルやネカフェを転々」NHK・林田理沙アナ、一般男性と離婚していた「局内でも心配の声あがる」
NEWSポストセブン