●松のや「味噌ロースかつ定食」690円
味噌の風味とサクサク食感のとんかつでご飯が進む。とんかつ、ご飯、味噌ソース、キャベツはセパレート包装(※写真は盛り付け例)。
●とんかつ和幸「かつかりー」850円(和幸マークシティ渋谷店の価格)
脂身が少なく柔らかいヒレを使った「一口ひれかつ」が2個入る。とんかつのために作られた特製カレーは別添え(※写真は盛り付け例)。
多様な食文化が花開く「ご当地とんかつソース」
全国には様々な“ご当地とんかつソース”が存在する。味噌ソースをかける愛知県「味噌カツ」をはじめ、とんかつにデミグラスソースをかけた岡山県「デミカツ丼」(写真)、甘辛い醤油ダレにくぐらせた新潟県「タレかつ丼」、ソースにくぐらせた福井県や群馬県の「ソースカツ丼」など、その地のソウルフードとして親しまれている。とんかつはどんなソースも受け止める懐の深い国民食なのだ。
撮影/太田真三
※週刊ポスト2023年10月6・13日号