芸能

佐藤健、副鼻腔炎の手術を受けていた 術後はQOLが大幅に改善、早ければ年明けぐらいから撮影に参加可能

佐藤健

佐藤健が副鼻腔炎の手術を受けていた

 足取りは重かった。服だけでなく、帽子も靴もマスクもすべてブラックで統一した出で立ちの男性が、車で都内の病院まで乗り付けた。右手には、書類が入ったクリアファイルを握りしめ、院内の掲示を確かめながら、不安と期待が入り交じった神妙な面持ちで、診察室へと足を早める。

 帽子とマスクで顔はほとんど隠されているが、わずかな隙間から見えるくっきりとした目鼻立ちから、すれ違う者たちの数人は振り返り、驚きの表情を見せるのであった。男性は佐藤健(34才)だ。病院で遭遇した女性が話す。

「エナジードリンクを大量に購入している男性がいたので、目をやったら、佐藤健さんだったので驚きました。でも病院にいるということは、どこか体でも悪いのでしょうか。ファンだけに心配です」

 夏らしい暑さが途端に影をひそめた10月初旬のこの日、佐藤はある決意を持って病院を訪れていた。

 彼を知る芸能関係者が打ち明ける。

「佐藤さんは長いこと体調不良に悩まされていて、つらそうな時期がありました。しばらく休養をとることができたこのタイミングで、ようやく手術を決断したのです」

 佐藤が出演するドラマ『義母と娘のブルースFINAL2024年謹賀新年スペシャル』(TBS系)が来年の1月2日に放送されることが発表されると、多くのファンが喜びの声を上げた。

「主演の綾瀬はるかさん(38才)との共演が話題になったドラマで、3度目のお正月スペシャル版となる今回で完結となります。ベーカリーの店長という役柄は、佐藤さんにとって新境地を開拓したと評判でしたから、物語を締めくくる今作には、彼も相当な気合が入ったと聞いています。

 佐藤さんにとっては今年1月期の『100万回言えばよかった』(TBS系)ぶり。新作を待ちわびていたファンからは、歓喜の声が上がっていますよ」(テレビ局関係者)

 かつては出演作品が途切れることのなかった佐藤だが、ここ1~2年は、マイペースで仕事に取り組んできた。

「長年所属していた事務所を2021年3月に辞めて以降は、ゆったりとしたスケジュールで仕事ができるようになったそうです。

 佐藤さんはとにかくそれまでが忙しすぎました。あれだけ常に何かしらの映画やドラマの撮影をこなしながら、各作品の宣伝活動にも手を抜きませんでしたから」(前出・芸能関係者)

 その多忙さは、想像をはるかに上回るものだったのだろう。

 以前、とあるテレビ番組の対談企画に出演した佐藤は、「1週間休みがあったら何をする?」という問いに対して「まず、どっか行くっていう選択肢はないかなぁ。疲れてるんで……」と笑顔を浮かべつつ、答えたほどだ。

 いまはその頃に比べると、だいぶ落ち着いた時間を過ごしているようだ。

「久しぶりに時間にゆとりが生まれたことで、気持ちにも余裕ができ、チャレンジしたい仕事を自分で選べているという実感があるようです。趣味のゲームにもようやく腰を落ち着けて取り組めるようになったようですよ」(前出・芸能関係者)

関連キーワード

関連記事

トピックス

元交際相手の白井秀征容疑者(本人SNS)のストーカーに悩まされていた岡崎彩咲陽さん(親族提供)
《川崎・ストーカー殺人》「悔しくて寝られない夜が何度も…」岡崎彩咲陽さんの兄弟が被告の厳罰求める“追悼ライブ”に500人が集結、兄は「俺の自慢の妹だな!愛してる」と涙
NEWSポストセブン
グラドルから本格派女優を目指す西本ヒカル
【ニコラス・ケイジと共演も】「目標は二階堂ふみ、沢尻エリカ」グラドルから本格派女優を目指す西本ヒカルの「すべてをさらけ出す覚悟」
週刊ポスト
阪神・藤川球児監督と、ヘッドコーチに就任した和田豊・元監督(時事通信フォト)
阪神・藤川球児監督 和田豊・元監督が「18歳年上のヘッドコーチ」就任の思惑と不安 几帳面さ、忠実さに評価の声も「何かあった時に責任を取る身代わりでは」の指摘も
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《ハワイで白黒ペアルック》「大谷翔平さんですか?」に真美子さんは“余裕の対応”…ファンが投稿した「ファミリーの仲睦まじい姿」
NEWSポストセブン
赤穂市民病院が公式に「医療過誤」だと認めている手術は一件のみ(写真/イメージマート)
「階段に突き落とされた」「試験の邪魔をされた」 漫画『脳外科医 竹田くん』のモデルになった赤穂市民病院医療過誤騒動に関係した執刀医と上司の医師の間で繰り広げられた“泥沼告訴合戦”
NEWSポストセブン
被害を受けたジュフリー氏、エプスタイン元被告(時事通信フォト、司法省(DOJ)より)
《女性の体に「ロリータ」の書き込み…》10代少女ら被害に…アメリカ史上最も“闇深い”人身売買事件、新たな写真が公開「手首に何かを巻きつける」「不気味に笑う男」【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
2025年はMLBのワールドシリーズで優勝。WBCでも優勝して、真の“世界一”を目指す(写真/AFLO)
《WBCで大谷翔平の二刀流の可能性は?》元祖WBC戦士・宮本慎也氏が展望「球数を制限しつつマウンドに立ってくれる」、連覇の可能性は50%
女性セブン
「名球会ONK座談会」の印象的なやりとりを振り返る
〈2025年追悼・長嶋茂雄さん 〉「ONK(王・長嶋・金田)座談会」を再録 日本中を明るく照らした“ミスターの言葉”、監督就任中も本音を隠さなかった「野球への熱い想い」
週刊ポスト
12月3日期間限定のスケートパークでオープニングセレモニーに登場した本田望結
《むっちりサンタ姿で登場》10キロ減量を報告した本田望結、ピッタリ衣装を着用した後にクリスマスディナーを“絶景レストラン”で堪能
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん(時事通信フォト)
笹生優花、原英莉花らを育てたジャンボ尾崎さんが語っていた“成長の鉄則” 「最終目的が大きいほどいいわけでもない」
NEWSポストセブン
日高氏が「未成年女性アイドルを深夜に自宅呼び出し」していたことがわかった
《本誌スクープで年内活動辞退》「未成年アイドルを深夜自宅呼び出し」SKY-HIは「猛省しております」と回答していた【各テレビ局も検証を求める声】
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん
亡くなったジャンボ尾崎さんが生前語っていた“人生最後に見たい景色” 「オレのことはもういいんだよ…」
NEWSポストセブン