スポーツ

【アントニオ猪木さん没後1年】井上章一氏「人生の選択」をリング上で戦う猪木さんとオーバーラップさせていた

猪木さんは恩人だと振り返る国際日本文化研究センター所長・井上章一氏

猪木さんは恩人だと振り返る国際日本文化研究センター所長・井上章一氏

【シリーズ・没後1年アントニオ猪木さんを語る】プロレス界のスターで「燃える闘魂」とうたわれたアントニオ猪木さん(享年79)が昨年10月1日に亡くなってから1年。その“闘魂”に人生を変えられたという人も多い。国際日本文化研究センター所長・井上章一(68)氏も猪木さんに魅了されたファンの一人だ。井上氏が猪木さんについて振り返る。

 * * *
 小学校3、4年生のころ、学校の校庭でクラスメートとザ・デストロイヤーの必殺技「4の字固め」を掛け合って遊んでいた時、ふと気づいたことがありました。

 この技は相手に「掛けさせてね」と頼まないとどうもうまく決まらない。私の脳裏にプロレスに対するある種の「疑い」が初めて生じた瞬間でした。ここから私とプロレスとの長き付き合いが始まったのです。

 1972年、新日本プロレスを旗揚げしたエースの猪木さんは、その大事な初戦で「神様」カール・ゴッチに負けてしまう。

「なぜだろう」という驚きが、私を猪木プロレスの世界に引きずり込んでいきました。華やかな外国人選手が揃う「与党」の馬場・全日本に対し、“インドの狂虎”タイガー・ジェット・シンを相手に戦っていた当時の猪木さんには、応援したくなる肉体美と「野党精神」が備わっていたように思います。

関連記事

トピックス

連日お泊まりが報じられた赤西仁と広瀬アリス
《広瀬アリスと交際発覚》赤西仁の隠さないデートに“今は彼に夢中” 交際後にカップルで匂わせ投稿か
NEWSポストセブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《永野芽郁のほっぺたを両手で包み…》田中圭 仲間の前でも「めい、めい」と呼ぶ“近すぎ距離感” バーで目撃されていた「だからさぁ、あれはさ!」
NEWSポストセブン
元交際相手の白井秀征容疑者(本人SNS)のストーカーに悩まされていた岡崎彩咲陽さん(親族提供)
《川崎ストーカー殺人事件》「テーブルに10万円置いていきます」白井秀征容疑者を育んだ“いびつな親子関係”と目撃された“異様な執着心”「バイト先の男性客にもヤキモチ」
NEWSポストセブン
不倫報道のあった永野芽郁
《田中圭との不倫疑惑》永野芽郁のCMが「JCB」公式サイトから姿を消した! スポンサーが懸念する“信頼性への影響”
NEWSポストセブン
騒然とする改札付近と逮捕された戸田佳孝容疑者(時事通信)
《凄惨な現場写真》「電車ドア前から階段まで血溜まりが…」「ホームには中華包丁」東大前切り付け事件の“緊迫の現場”を目撃者が証言
NEWSポストセブン
2013年の教皇選挙のために礼拝堂に集まった枢機卿(Getty Images)
「下馬評の高い枢機卿ほど選ばれない」教皇選挙“コンクラーベ”過去には人気者の足をすくうスキャンダルが続々、進歩派・リベラル派と保守派の対立図式も
週刊ポスト
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《離婚するかも…と田中圭は憔悴した様子》永野芽郁との不倫疑惑に元タレント妻は“もう限界”で堪忍袋の緒が切れた
NEWSポストセブン
成田市のアパートからアマンダさんの痛いが発見された(本人インスタグラムより)
《“日本愛”投稿した翌日に…》ブラジル人女性(30)が成田空港近くのアパートで遺体で発見、近隣住民が目撃していた“度重なる警察沙汰”「よくパトカーが来ていた」
NEWSポストセブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《スクショがない…》田中圭と永野芽郁、不倫の“決定的証拠”となるはずのLINE画像が公開されない理由
NEWSポストセブン
小室圭さんの“イクメン化”を後押しする職場環境とは…?
《眞子さんのゆったりすぎるコートにマタニティ説浮上》小室圭さんの“イクメン”化待ったなし 勤務先の育休制度は「アメリカでは破格の待遇」
NEWSポストセブン
食物繊維を生かし、健全な腸内環境を保つためには、“とある菌”の存在が必要不可欠であることが明らかになった──
アボカド、ゴボウ、キウイと「◯◯」 “腸活博士”に話を聞いた記者がどっさり買い込んだ理由は…?《食物繊維摂取基準が上がった深いワケ》
NEWSポストセブン
遺体には電気ショックによる骨折、擦り傷などもみられた(Instagramより現在は削除済み)
《ロシア勾留中に死亡》「脳や眼球が摘出されていた」「電気ショックの火傷も…」行方不明のウクライナ女性記者(27)、返還された遺体に“激しい拷問の痕”
NEWSポストセブン