その顔芸は、出川哲朗サン(59才)や芦田愛菜サン(19才)と共演している「ワイモバイル」や、「Cook Do きょうの大皿」(味の素)のテレビCMでも生かされています。

「ワイモバイル」の最新作、ダイアン・津田篤宏サン(47才)が加入した「海鮮丼マシマシ」篇でも小池サンは出川サン以上の顔芸で参戦。でもラスト、「ゴイゴイスー!」と言うときの無表情は演出とはいえ、前方でいつもより張り切って「ゴイゴイスー!」をやる津田サンとのコントラストが生かされ、毎回笑えます。

「きょうの大皿」で、子供たちから特にリクエストがなくて困ったママを救ってくれる「Cook Do」に頼る抜群の生活感も、小池サンにしか出せないのではないかと思いました。

「すごいですよね? 私にはアレはできない」と評価した盟友

 そんな女優・小池栄子の“生活感”がたっぷり楽しめるのが10月期、小池サンが主演を務めているドラマ『コタツがない家』(日本テレビ系)です。

 タイトルどおり、コタツがないしゃれた一戸建てにお住まいの一見、すてきなファミリーなのですが、お父さん(小林薫サン・72才)も夫(吉岡秀隆サン・53才)も息子(作間龍斗クン・21才)も違う種類の“ダメ男”なんですよね。

(以下ネタバレあり)だって、お父さんは熟年離婚をしてひとりになり、娘(小池サン)に引き取られ、息子は陰気な性格ゆえかアイドルを夢見るもオーディションで脱落。進路に迷い、大学推薦の面接では悪態をつく。

 夫はもう何年も新作を描かないペンネーム「フカボリ遊策」なる漫画家。その夫がガテン系で働き始めた義夫をモデルに新作を描くと決め、小池サン演じる万里江を大いに喜ばせるのですが、担当編集者(北村一輝サン・54才)と大げんかをしてしまい、また「描かない」と言い出して……。

 それでも健気にウエディングプランナーとして働きながらダメ男たちを支える妻が、いつ爆発するのか。だから“現代のちゃぶ台”であるコタツがこの家にはないのかしら……と勘ぐっているところです(苦笑)。

 そんな小池サンの“顔芸”にいち早く注目し、「すごいですよね? 私にはアレはできない」と言っていたのは誰あろう、盟友のMEGUMIさん(42才)だったのです。あれは『どうーなってるの?!』(フジテレビ系)で共演させていただいた頃なので、四半世紀以上前のことだったでしょうか。

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