芸能

《止まらぬ快進撃》小池栄子の魅力を山田美保子氏が分析 MEGUMI、佐藤江梨子と「さとこいめぐさん」復帰に期待

快進撃が止まらない

快進撃が止まらない

 かつて日本のグラビア界を牽引した小池栄子(42才)が、活躍の場を広げている。その人気の秘密について、コラムニストで放送作家の山田美保子さんが綴る。

 * * *

表情の変化は女性芸人とは一線を画している

 小池栄子サン(42才)の快進撃が止まりません!! 「女優・小池栄子」のものすごさが世間に知れ渡ったのはNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で北条政子を演じて、初回から最終回まで物語を牽引したことでしょう。

 撮影終了後、「生涯忘れることのできない役に出会えた」と語っていらした小池サン。クランクアップの日は、「もう政子になれないのが悲しい」と言って泣かれたといいます。それほど愛した役柄ゆえ、巷でも「政子さま」と呼ばれる機会が多かったのだそうです。

 実は大河ドラマ出演は2回目。まだ肩書が「グラビアアイドル」だった頃の『義経』(2005年)に小池サンをオファーしたかたも先見の明があったというワケですが、『鎌倉殿〜』のオファーをしてきた三谷幸喜さん(62才)の“勇気”に小池サンが触れるインタビュー記事も目にしたものです。

 いやいや、三谷さんはちゃんと女優・小池栄子をご覧になっていたに違いありません。“笑い”にも理解のある三谷さんがバラエティー番組やCMでの小池サンのコミカルな一面を見逃していたハズはなく、複雑なジグソーパズルのピースのように数いる俳優さんの中から小池サンのピースがピタリとハマり、大作が完成する様が三谷さんには想像できていたかと……。

 バラエティーでも『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)と『クレイジージャーニー』(TBS系)でMCを務めている小池サン。『〜ドッキリGP』では体を張る菊池風磨クン(28才)をはじめとする若手にとって頼もしい姐さんのようですし、約3年間レギュラー放送がなかった『〜ジャーニー』では松本人志サン(60才)の欠かせない相方という存在です。松本サンが小池サンを「絶対に離さない」という思いで出演していることが画面から見てとれます。

 松本サンも、『〜ドッキリGP』の共演者である東野幸治サン(56才)も、小池サンのバラエティーにおける勘の鋭さをちゃんとおわかりなのです。

 バラエティー専門放送作家ゆえ、このくだりがつい長くなってしまうのですが……バラエティーでがんばりすぎてしまう20代の女性アイドルさんたちには真似できないワザを小池サンはたくさんお持ちです。決して言葉数が多いワケではないのですが、待って、待って、ためて、ためて放つ一言や“顔芸”とも言うべき表情の変化は、いとうあさこサン(53才)をはじめとする女性芸人の“ワイプの女王”とはまた一線を画していらっしゃる。

関連記事

トピックス

24才のお誕生日を迎えられた愛子さま(2025年11月7日、写真/宮内庁提供)
《12月1日に24才のお誕生日》愛子さま、新たな家族「美海(みみ)」のお写真公開 今年8月に保護猫を迎えられて、これで飼い猫は「セブン」との2匹に 
女性セブン
新大関の安青錦(写真/共同通信社)
《里帰りは叶わぬまま》新大関・安青錦、母国ウクライナへの複雑な思い 3才上の兄は今なお戦禍での生活、国際電話での優勝報告に、ドイツで暮らす両親は涙 
女性セブン
東京ディズニーシーにある「ホテルミラコスタ」で刃物を持って侵入した姜春雨容疑者(34)(HP/容疑者のSNSより)
《夢の国の”刃物男”の素顔》「日本語が苦手」「寡黙で大人しい人」ホテルミラコスタで中華包丁を取り出した姜春雨容疑者の目撃証言
NEWSポストセブン
石橋貴明の近影がXに投稿されていた(写真/AFLO)
《黒髪からグレイヘアに激変》がん闘病中のほっそり石橋貴明の近影公開、後輩プロ野球選手らと食事会で「近影解禁」の背景
NEWSポストセブン
秋の園遊会で招待者と歓談される秋篠宮妃紀子さま(時事通信フォト)
《陽の光の下で輝く紀子さまの“レッドヘア”》“アラ還でもふんわりヘア”から伝わる御髪への美意識「ガーリーアイテムで親しみやすさを演出」
NEWSポストセブン
ニューヨークのイベントでパンツレスファッションで現れたリサ(時事通信フォト)
《マネはお勧めできない》“パンツレス”ファッションがSNSで物議…スタイル抜群の海外セレブらが見せるスタイルに困惑「公序良俗を考えると難しいかと」
NEWSポストセブン
中国でライブをおこなった歌手・BENI(Instagramより)
《歌手・BENI(39)の中国公演が無事に開催されたワケ》浜崎あゆみ、大槻マキ…中国側の“日本のエンタメ弾圧”相次ぐなかでなぜ「地域によって違いがある」
NEWSポストセブン
24才のお誕生日を迎えられた愛子さま(2025年11月7日、写真/宮内庁提供)
《24歳の誕生日写真公開》愛子さま、ラオス訪問の準備進めるお姿 ハイネックにVネックを合わせて顔まわりをすっきりした印象に
NEWSポストセブン
韓国・漢拏山国立公園を訪れいてた中黒人観光客のマナーに批判が殺到した(漢拏山国立公園のHPより)
《スタバで焼酎&チキンも物議》中国人観光客が韓国の世界遺産で排泄行為…“衝撃の写真”が拡散 専門家は衛生文化の影響を指摘「IKEAのゴミ箱でする姿も見ました」
NEWSポストセブン
渡邊渚アナのエッセイ連載『ひたむきに咲く』
「世界から『日本は男性の性欲に甘い国』と言われている」 渡邊渚さんが「日本で多発する性的搾取」について思うこと
NEWSポストセブン
“ミヤコレ”の愛称で親しまれる都プロにスキャンダル報道(gettyimages)
《顔を伏せて恥ずかしそうに…》“コーチの股間タッチ”報道で謝罪の都玲華(21)、「サバい〜」SNSに投稿していた親密ショット…「両親を悲しませることはできない」原点に立ち返る“親子二人三脚の日々”
NEWSポストセブン
世界中でセレブら感度の高い人たちに流行中のアスレジャーファッション(左・日本のアスレジャーブランド「RUELLE」のInstagramより、右・Backgrid/アフロ)
《広瀬すずもピッタリスパッツを普段着で…》「カタチが見える服」と賛否両論の“アスレジャー”が日本でも流行の兆し、専門家は「新しいラグジュアリーという捉え方も」と解説
NEWSポストセブン