芸能

「乃木坂46」運営会社が「非アイドル」オーディションを仕掛ける意外な理由

元乃木坂46の若月佑美がアンバサダーを務める(写真はbijouxホームページより)

元乃木坂46の若月佑美がアンバサダーを務める(写真はbijouxホームページより)

 秋元康氏が特別顧問を務めるKeyHolder(キーホルダー)グループ完全バックアップの全国大型オーディション「bijoux AUDITION 2024 supported by KeyHolder Group」(ビジュー・オーディション)。秋元氏も関わっていることもあり、アイドルオーディションなのかと思いきや、実はジャンルレスでエンタメ業界を目指している人を対象に募集している。その狙いとは一体何のか。

 そもそもKeyHolderグループは乃木坂46を運営する「乃木坂46合同会社」の株を50%保有する「ノース・リバー」を子会社化。坂道シリーズが行ってきたこれまでのグループオーディションの運営にも関わっている。また、関連会社の『ゼスト』では名古屋を拠点に活動するアイドルグループ・SKE48をマネジメントするなど、アイドルシーンにおいては豊富な経験とノウハウを持っている。

 しかし、今回のオーディションではアイドルだけでなく、女優、モデル、タレント、歌手などジャンルを問わず本気でエンタメ業界で活躍したい人を募集。これには大きな理由があるとオーディション関係者は語る。

「K-POPが盛り上がっている昨今、日本のエンタメを盛り上げるツールとしてアジアで戦っていける映像制作事業にKeyHolderグループは大きな投資をしています。今回のオーディションのアンバサダーを務める若月佑美さんも、乃木坂46卒業後は女優として活躍し、多くの映像監督から好評価をもらっており、アイドルだけじゃない才能が見出されました。だからこそ、今回のオーディションでは“アイドル”だけに囚われず、様々な可能性を持つ原石を探すことになりました」

 今回のオーディションには、特別審査員として著名映画監督・プロデューサー5名が就任。さらに、グランプリには賞金1000万円のほか、“3年間の活動支援金”、“bijoux株式会社に専属タレントとして所属契約”などの手厚いサポートも行われる。これだけでも、KeyHolderグループのこのオーディションに対する本気度が伺える。

 このオーディションを経て、どんなスターが誕生し、どのように活躍していくのか。日本、そしてアジアを代表する原石が輝く瞬間を今から楽しみに待ちたい。

(左から)まるり、若月佑美、AKB48の小栗有以がアンバサダーを務める(写真はbijouxホームページより)

(左から)まるり、若月佑美、AKB48の小栗有以がアンバサダーを務める(写真はbijouxホームページより)

関連キーワード

関連記事

トピックス

離婚を発表した加藤ローサと松井大輔(右/Instagramより)
「ママがやってよ」が嫌いな言葉…加藤ローサ(40)、夫・松井大輔氏(44)に尽くし続けた背景に母が伝えていた“人生失敗の3大要素”
NEWSポストセブン
二階堂ふみとメイプル超合金・カズレーザーが結婚
二階堂ふみ&カズレーザーは“推し婚”ではなく“押し婚”、山田美保子さんが分析 沖縄県出身女性芸能人との共通点も
女性セブン
山下美夢有(左)の弟・勝将は昨年の男子プロテストを通過
《山下美夢有が全英女子オープンで初優勝》弟・勝将は男子ゴルフ界のホープで “姉以上”の期待度 「身長162cmと小柄だが海外勢にもパワー負けしていない」の評価
週刊ポスト
2013年に音楽ユニット「girl next door」の千紗と結婚した結婚した北島康介
《金メダリスト・北島康介に不倫報道》「店内でも暗黙のウワサに…」 “小芝風花似”ホステスと逢瀬を重ねた“銀座の高級老舗クラブ”の正体「超一流が集まるお堅い店」
NEWSポストセブン
京都成章打線を相手にノーヒットノーランを達成した横浜・松坂大輔
【1998年夏の甲子園決勝】横浜・松坂大輔と投げ合った京都成章・古岡基紀 全試合完投の偉業でも「松坂は同じ星に生まれた投手とは思えなかった」
週刊ポスト
お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志と浜田雅功
《松本人志が11月復帰へ》「ダウンタウンチャンネル(仮称)」配信日が決定 “今春スタート予定”が大幅に遅れた事情
NEWSポストセブン
“新庄采配”には戦略的な狙いがあるという
【実は頭脳派だった】日本ハム・新庄監督、日本球界の常識を覆す“完投主義”の戦略的な狙い 休ませながらの起用で今季は長期離脱者ゼロの実績も
週刊ポスト
夏レジャーを普通に楽しんでほしいのが地域住民の願い(イメージ)
《各地の海辺が”行為”のための出会いの場に》近隣住民「男性同士で雑木林を分け行って…」 「本当に困ってんの、こっちは」ドローンで盗撮しようとする悪趣味な人たちも出現
NEWSポストセブン
2013年に結婚した北島康介と音楽ユニット「girl next door」の千紗
《北島康介に不倫報道》元ガルネク・千紗、直近は「マスク姿で元気がなさそう…」スイミングスクールの保護者が目撃
NEWSポストセブン
娘たちとの関係に悩まれる紀子さま(2025年6月、東京・港区。撮影/JMPA)
《眞子さんは出席拒否の見込み》紀子さま、悠仁さま成年式を控えて深まる憂慮 寄り添い合う雅子さまと愛子さまの姿に“焦り”が募る状況、“30度”への違和感指摘する声も
女性セブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者が逮捕された
「ローションに溶かして…」レーサム元会長が法廷で語った“薬物漬けパーティー”のきっかけ「ホテルに呼んだ女性に勧められた」【懲役2年、執行猶予4年】
NEWSポストセブン
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
「なぜ熊を殺した」「行くのが間違い」役場に抗議100件…地元猟友会は「人を襲うのは稀」も対策を求める《羅臼岳ヒグマ死亡事故》
NEWSポストセブン