力強い直筆サインとともに結婚を報告した堂本と百田(提供写真)

力強い直筆サインとともに結婚を報告した堂本と百田(提供写真)

 星野さんたち以上に署名が激似と言われたのが、2021年11月15日に結婚報告をした俳優の菅田将暉さん(30才)と女優の小松菜奈さん(27才)だ。菅田さんはもともと可愛い文字を書くといわれていたが、文字の大きさ、配置に間隔、筆圧に字体の形態まで2人の書体は瓜二つ。菅田さんが小松さんにぞっこんでアプローチし続けたという報道も耳にしていただけに、ここにも似た者同士が惹かれ合う「類似性の法則」が当てはまると思った。当時、Twitterで公開した結婚報告文がすべて直筆だったため、どこまでが菅田さんで、どこからが小松さんが書いたものなのかネット上で検証が行われたほどだ。

 2021年7月29日に結婚を報告した、俳優の林遣都さん(33才)と女優の大島優子さん(35才)の署名も見分けがつかないほど似ていた。穏やかで落ち着いた文字で、はらいは伸びやかで大らか。2人ともわずかに同じ方向に文字が傾いているのが、同じ方向を向いているような印象になる。筆で描いたような文字はその大きさや筆圧、濃さ、書き始めと書き終わりの位置や間隔も類似し、質感や雰囲気がそっくりだった。

 2023年11月20日に結婚を報告したプロ野球・千葉ロッテマリーンズの山口航輝さん(23才)と元AKB48、HKT48の多田愛佳さん(29才)の署名も似ている。文字のバランスや大きさだけでなく、まっすぐでしっかりした文字の雰囲気はそっくり。2024年1月3日に、結婚報告を行った声優の平野綾さん(36才)と俳優の谷口賢志さん(46才)の文字もよく似ている。平野さんの文字は、独特の書体で流れるように美しいと評判だ。横長の書体に流れるようなはらいが特徴だが、谷口さんの文字もよく似た書体なのである。これほど特徴的な書体なのに似ているとは、まさに類似性のなせる技かと思えてくる。

 では離婚した夫婦の署名はどうかといえば、これが本当に似ていない。

 2021年7月17日に自身のYouTubeチャンネル「貴ちゃんねる」で離婚を発表したとんねるずの石橋貴明さん(62才)と女優の鈴木保奈美さん(57才)。動画で直筆の署名を公開していたが、石橋さんのどっしりと平らな印象の文字に並ぶのは、すらりとした縦長の鈴木さんの署名。文字の位置、太さも大きさ、間隔などがまるで異なる2つの署名に、自己主張が表れている気がした。

 2021年7月24日に離婚報告を行った俳優,市村正親さん(74才)と女優、篠原涼子さん(50才)の署名もまったく似ていない。市村さんは横長の文字で、線が直線的にまっすぐに伸びる。ハネやトメを右上に上げるという特徴がある文字だ。それに比べて篠原さんは縦長の伸びやかな柔らかい文字で、ハネは短く、しっかりトメている。同年10月29日に離婚を報告した女優の長谷川京子さん(45才)とポルノグラフィティの新藤晴一さん(49才)もまったく似ていなかった。大きさや文字の形が違うだけでなく、新藤さんの署名はまっすぐに書かれているが、長谷川さんの署名は斜めに上がっていた。

 離婚する夫婦の署名を見てみると、連名だというのに文字の配置や方向、形はバラバラ。結婚報告の署名にはどのような文字にしろ、互いに寄り添おうという印象があるが、離婚報告にはそれがない。連名の署名も調べてみると、カップルの先行きを占えるかもしれない。

元AKB多田愛佳のInstagramに投稿されたロッテ山口航輝との結婚報告(多田愛佳公式Instagramより)

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平野綾がInstagramに投稿した谷口賢志との結婚報告(平野綾公式Instagramより)

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