昨年7月の大谷の29才の誕生日に、サラさんは日本語で、「誕生日、おめでとうございます!」と声をかけた。そのときばかりは大谷も「ありがとうございます!」と大きな声で返し、うれしそうな表情を浮かべていた。
「このシーンは“サラがマスコミ嫌いのスターを振り向かせた”と、記者の間で語り草になっています。ずっと真摯にひとりの選手を追いかけ、他社が書けない細かな記事まで書いてきた彼女だから、大谷選手も反応したのでしょう」(前出・ジャーナリスト)
大谷の新たな所属先となるドジャースは人気・実力ともにメジャー屈指の名門だ。エンゼルス時代のようにメディアをシャットアウトする特別待遇もドジャースでは許されず、むしろチームの顔として積極的にメディア対応することが求められる。
ドジャースの選手はロサンゼルスで常に注目され、私生活が丸裸にされるケースもある。大谷もこれまでのように野球だけに集中するというスタイルからの脱却を余儀なくされるだろう。
「もしサラさんがLAタイムズを解雇されていなければ、ずっと大谷選手を追っていたということで、ドジャース番を任された可能性は高かったでしょう。大谷選手も、自分を取り巻く環境が大きく変わる中で、サラさんのような蜜月の番記者がいれば、いくらかホッとできたかもしれません。今回の解雇のニュースを聞いて、ショックに思っているのではないでしょうか」(前出・ジャーナリスト)
サラさんは現在、記者としての新たな所属先を探しているという。また、大谷の「取れたて情報」を伝えてほしい。
※女性セブン2024年2月15日号