芸能

【全文公開】『グランメゾン東京』で復帰する鈴木京香を木村拓哉が献身サポート、リラックスした現場作りで京香も演技に集中

鈴木京香(時事通信フォト)

鈴木京香の復帰には木村拓哉のサポートも(時事通信フォト)

 かつては撮影現場で言葉を交わすこともなかった2人が、互いを尊重し、励まし合って作り上げた思い出の作品がスペシャルドラマになって帰ってくる。重い病との闘いを乗り越えて、奇跡的な回復を遂げた執念の女優の復活劇──。

 瀟洒な邸宅が並ぶ都心の高級住宅街。パリ郊外の豪邸を彷彿とさせるミシュラン二つ星レストランに、ロングコートを羽織った鈴木京香(55才)がさっそうと現れたのは1月下旬の早朝のことだった。

 休業中に短く切った髪はニット帽に覆われ、いく分ほっそりしたものの、小走りで車に駆け寄る姿はすっかり元気そう。その日、レストランで行われていたのは2019年に放送された木村拓哉(51才)の主演ドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)の続編にあたるスペシャルドラマのロケ。前作で重要な役どころを演じた京香も出演予定という。

「今夏、フランスでパリ五輪が開催されるのに合わせて5年ぶりに続編のプロジェクトが始動し、映画化の準備も着々と進んでいます。キャストは前作とほぼ同じ顔ぶれで、沢村一樹さん(56才)や及川光博さん(54才)、尾上菊之助さん(46才)が出演予定。京香さんも続編には欠かせない存在で、本人も『この仕事はやり切る』と執念を燃やしているといいます」(芸能関係者)

 昨年5月に病気療養のために女優活動を休業してから約200日。表舞台から遠ざかっていた京香が、木村とのタッグで“完全復帰”する──。

《弊社所属の鈴木京香は、この度、出演が決まっておりましたフジテレビの連続ドラマ「この素晴らしき世界」を体調不良により降板させていただくことになりました。(中略)静かな環境で一日も早い完治を目指しますので、暖かく見守っていただけると幸いです》

 京香が所属事務所を通じて、病気治療に専念するために主演ドラマの降板を発表したのは昨年5月11日。クランクイン当日の突然の発表だった。

「代役には急きょ、若村麻由美さん(57才)が起用され、京香さんのために当て書きされたような難役を演じ切りました。病気の詳細は明かされていませんが、責任感の強い京香さんが主演ドラマを降りるのはよほどのこと。重病説や入院説もささやかれ、共演者や関係者の間にも大きな衝撃が広がったのです」(テレビ局関係者)

 緊急手術を受けたという臆測も飛び交ったが、所属事務所は《現段階では入院も手術もしておらず、倒れたということもありません。静かに過ごしております》とコメント。体の不調を感じて病院で検査を受けたところ病気が判明し、《早い段階で病変が見つかったため、治療に専念することにした》という事務所関係者の証言も伝えられた。

「昨年6月にはスタッフが京香さんのSNSに、髪を短く切ったショートヘア姿の写真をアップしました。京香さんにとっていままでに挑戦したことのないスタイルで、病気の影響を心配する声も上がりましたが、本人は《役作りの研究を兼ねてのリフレッシュ》と話していたそうです。その約3か月後には病から順調に回復しているとの報告もあり、奇跡的なペースで復帰に向かっていることに多くのファンや関係者が安堵していました」(芸能リポーター)

関連記事

トピックス

近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
【エッセイ連載再開】元フジテレビアナ・渡邊渚さんが綴る近況「目に見なえい恐怖と戦う日々」「夢と現実の区別がつかなくなる」
NEWSポストセブン
『続・続・最後から二番目の恋』が放送中
ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』も大好評 いつまでのその言動に注目が集まる小泉今日子のカッコよさ
女性セブン
事務所独立と妊娠を発表した中川翔子。
【独占・中川翔子】妊娠・独立発表後初インタビュー 今の本音を直撃! そして“整形疑惑”も出た「最近やめた2つのこと」
NEWSポストセブン
名物企画ENT座談会を開催(左から中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏/撮影=山崎力夫)
【江本孟紀氏×中畑清氏×達川光男氏】解説者3人が阿部巨人の課題を指摘「マー君は二軍で当然」「二軍の年俸が10億円」「マルティネスは明らかに練習不足」
週刊ポスト
田中圭
《田中圭が永野芽郁を招き入れた“別宅”》奥さんや子どもに迷惑かけられない…深酒後は元タレント妻に配慮して自宅回避の“家庭事情”
NEWSポストセブン
ニセコアンヌプリは世界的なスキー場のある山としても知られている(時事通信フォト)
《じわじわ広がる中国バブル崩壊》建設費用踏み倒し、訪日観光客大量キャンセルに「泣くしかない」人たち「日本の話なんかどうでもいいと言われて唖然とした」
NEWSポストセブン
ラッパーとして活動する時期も(YouTubeより。現在は削除済み)
《川崎ストーカー死体遺棄事件》警察の対応に高まる批判 Googleマップに「臨港クズ警察署」、署の前で抗議の声があがり、機動隊が待機する事態に
NEWSポストセブン
北海道札幌市にある建設会社「花井組」SNSでは社長が従業員に暴力を振るう動画が拡散されている(HPより、現在は削除済み)
《暴力動画拡散の花井組》 上半身裸で入れ墨を見せつけ、アウトロー漫画のLINEスタンプ…元従業員が明かした「ヤクザに強烈な憧れがある」 加害社長の素顔
NEWSポストセブン
趣里と父親である水谷豊
《趣里が結婚発表へ》父の水谷豊は“一切干渉しない”スタンス、愛情溢れる娘と設立した「新会社」の存在
NEWSポストセブン
米利休氏のTikTok「保証年収15万円」
東大卒でも〈年収15万円〉…廃業寸前ギリギリ米農家のリアルとは《寄せられた「月収ではなくて?」「もっとマシなウソをつけ」の声に反論》
NEWSポストセブン
SNS上で「ドバイ案件」が大騒動になっている(時事通信フォト)
《ドバイ“ヤギ案件”騒動の背景》美女や関係者が証言する「砂漠のテントで女性10人と性的パーティー」「5万米ドルで歯を抜かれたり、殴られたり」
NEWSポストセブン
“赤西軍団”と呼ばれる同年代グループ(2024年10月撮影)
《赤西仁と広瀬アリスの交際》2人を結びつけた“軍団”の結束「飲み友の山田孝之、松本潤が共通の知人」出会って3か月でペアリングの意気投合ぶり
NEWSポストセブン