芸能

今牧輝琉が実感する“2.5次元の面白さ”「二次元のキャラクターを生身の人間が演じることで、深みが出てくる」

2.5次元の面白さ

今牧輝琉が思う、2.5次元の面白さとは?

 初めて舞台に立ったのは中学1年生。子役として俳優キャリアをスタートした今牧輝琉は高校1年生で壁にぶつかる。

「男子は成長すると声変わりや身長の変化で、子供の役も大人の役も演じづらくなるんです。そんなとき、いま出演しているミュージカル『テニスの王子様』の制作会社が作っている男の子を集めた舞台に出演することができて。それが2.5次元舞台と出会うきっかけでした」

 現在、ミュージカル『テニスの王子様』シリーズで主人公の越前リョーマ役を務める。

「二次元のキャラクターを生身の人間が演じることで、そのキャラの人間としての深みが出てくるのが2.5次元の面白いところ。『原作のコマには描かれてないけれど、この時キャラはどんな行動をしてたんだろう?』と考えて余白を埋める作業が楽しいんです。逆に、ファンのかたしか知らないようなキャラのポーズを舞台上で披露して、お客さんにわかってもらえた時も嬉しい。これからも2.5次元舞台に携わっていきたいです!」

ュージカル『テニスの王子様』シリーズ

ュージカル『テニスの王子様』シリーズに出演中

【プロフィール】
今牧輝琉/2003年11月20日生まれ。東京都出身。2016年に子役として舞台デビュー。近年の主な出演作は舞台『魔法使いの約束』シリーズ(ミチル役)、ミュージカル『テニスの王子様』『新テニスの王子様』シリーズ(主演・越前リョーマ役)など。出演中のミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学 vs立海公演が3月2日(土)まで上演中。

取材・文/井上明日香 撮影/山越翔太郎 スタイリスト/MASAYA(PLY) ヘアメイク/山崎順子 衣装協力/RUSSELL ATHLETIC

※女性セブン2024年2月29日・3月7日号

関連記事

トピックス

防犯カメラが捉えた緊迫の一幕とは──
《浜松・ガールズバー店員2人刺殺》「『お父さん、すみません』と泣いて土下座して…」被害者・竹内朋香さんの夫が振り返る“両手ナイフ男”の凶行からの壮絶な半年間
NEWSポストセブン
リモートワークや打合せに使われることもあるカラオケボックス(写真提供/イメージマート)
《警視庁記者クラブの記者がカラオケボックスで乱痴気騒ぎ》個室内で「行為」に及ぶ人たちの実態 従業員の嘆き「珍しくない話」「注意に行くことになってるけど、仕事とはいえ嫌。逆ギレされることもある」 
NEWSポストセブン
「最長片道切符の旅」を達成した伊藤桃さん
「西国分寺から立川…2駅の移動に7時間半」11000kmを“一筆書き”した鉄旅タレント・伊藤桃が語る「過酷すぎるルート」と「撮り鉄」への本音
NEWSポストセブン
ドジャース・山本由伸投手(TikTokより)
《好みのタイプは年上モデル》ドジャース・山本由伸の多忙なオフに…Nikiとの関係は終了も現在も続く“友人関係”
NEWSポストセブン
齋藤元彦・兵庫県知事と、名誉毀損罪で起訴された「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志被告(時事通信フォト)
NHK党・立花孝志被告「相次ぐ刑事告訴」でもまだまだ“信奉者”がいるのはなぜ…? 「この世の闇を照らしてくれる」との声も
NEWSポストセブン
ライブ配信アプリ「ふわっち」のライバー・“最上あい”こと佐藤愛里さん(Xより)、高野健一容疑者の卒アル写真
《高田馬場・女性ライバー刺殺》「僕も殺されるんじゃないかと…」最上あいさんの元婚約者が死を乗り越え“山手線1周配信”…推し活で横行する「闇投げ銭」に警鐘
NEWSポストセブン
伊勢ヶ濱親方と白鵬氏
旧宮城野部屋力士の一斉改名で角界に波紋 白鵬氏の「鵬」が弟子たちの四股名から消え、「部屋再興がなくなった」「再興できても炎鵬がゼロからのスタートか」の声
NEWSポストセブン
環境活動家のグレタ・トゥンベリさん(22)
《不敵な笑みでテロ組織のデモに参加》“環境少女グレタ・トゥンベリさん”の過激化が止まらずイギリスで逮捕「イスラエルに拿捕され、ギリシャに強制送還されたことも」
NEWSポストセブン
親子4人死亡の3日後、”5人目の遺体”が別のマンションで発見された
《中堅ゼネコン勤務の“27歳交際相手”は牛刀で刺殺》「赤い軽自動車で出かけていた」親子4人死亡事件の母親がみせていた“不可解な行動” 「長男と口元がそっくりの美人なお母さん」
NEWSポストセブン
荒川静香さん以来、約20年ぶりの金メダルを目指す坂本花織選手(写真/AFLO)
《2026年大予測》ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート 坂本花織選手、“りくりゅう”ペアなど日本の「メダル連発」に期待 浅田真央の動向にも注目
女性セブン
トランプ大統領もエスプタイン元被告との過去に親交があった1人(民主党より)
《電マ、ナースセットなど用途不明のグッズの数々》数千枚の写真が公開…10代女性らが被害に遭った“悪魔の館”で発見された数々の物品【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《ハワイで白黒ペアルック》「大谷翔平さんですか?」に真美子さんは“余裕の対応”…ファンが投稿した「ファミリーの仲睦まじい姿」
NEWSポストセブン