水原氏の報酬は4500万〜7500万円
「これは南カリフォルニアの違法とみられるブックメーカーに、大谷からの送金があったという情報が取材されるなかで出てきた話だという。昨年の9月と10月に、大谷から50万ドルの送金があったことが確認されていると報じられています。事実であれば、ちょうど大谷が右肘の手術に踏み切ったタイミングと重なる。その心中は計り知れません。
ESPNの報道では、水原氏は2021年頃からサッカーの国際試合などで賭けをするようになったと話していたといいます。そのなかで、雪だるま式に負けが込んでいったという。取材に対して水原氏は、ドジャースからは年間30万~50万ドル(約4500万~7500万円)の報酬を得ていると明かしたといい、高水準の待遇を得ていたわけですが、それを上回る億単位の負けになっていたという話なのです。
ただ、米メディアの報道でも、水原氏が当初にした説明と大谷の代理人の発表の間に齟齬があるような状況。水原氏が後になって説明を変えたなどの記述もありますが、大谷が水原氏の損を補填したという話なのか、『大規模な窃盗』なのかは、これから真相が明らかになっていくものと思われます」(同前)
大谷と水原氏の関係は、単なる選手と通訳にとどまらず、選手生活全般をサポートするパートナーにも見えた。移籍後のチームで開幕を迎えたばかりのタイミングでパートナーを失った大谷。今季の戦いはどうなっていくのだろうか。