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認知心理学者・今井むつみさん 初のビジネス書についてインタビュー「情報をどう取り込んでどう解釈するか、が大事」

『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教える コミュニケーションの本質と解決策』/日経BP/1870円

『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教える コミュニケーションの本質と解決策』/日経BP/1870円

【著者インタビュー】今井むつみさん/『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教える コミュニケーションの本質と解決策』/日経BP/1870円

【本の内容】
《例えば「ネコ」という言葉を聞いたときに、「自分の家で飼っている子ネコ」をイメージする人もいれば、「ハローキティ」や「トムとジェリー」に登場するキャラクターとしてのネコを頭に浮かべる人もいます》。それほどに一人ひとりが違う《知識の枠組み》《思考の枠組み》を持っているとすれば、説明しても伝わらないのも当たり前! では、どうやったら相手にわかってもらえるか──心の仕組み、伝わらない理由を易しく解きほぐしていく。

 本のタイトルに出てくる「何回説明しても伝わらない」という経験を一度もしたことがない人は、たぶんいないだろう。

『英語独習法』や、秋田喜美氏との共著『言語の本質』がベストセラーになった認知心理学者の新刊には、書店で思わず立ち止まらせ、手に取らせるだけの強さがある。

《「人は、何をどう聞き逃し、都合よく解釈し、誤解し、忘れるのか」を知ること》、《それでも伝え合えるように考えること》が、いいコミュニケーションの実現には不可欠だと今井さんは説く。

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