芸能

「打ち切りなら会社やめる!」人気バラエティ『実際どうなの課』日テレ→TBS電撃移籍の舞台裏 プロデューサーが激怒した“不可解な局の判断”

「どうなの課」で人気を博した「ワイルドスピード森川(葵)」も「どうなの会」に出演するのか

「どうなの課」で人気を博した「ワイルドスピード森川(葵)」も「どうなの会」に出演するのか

「打ち切りになったテレビ番組が別の局でほぼ同じタイトル、内容で放送されているんです」──TBSの特番『巷のウワサ大検証!それって実際どうなの会』(以下、どうなの会)のことである。

 6月3日、同番組が放送されると、日本テレビ系で2019年4月から今年の3月まで放送されていたバラエティー番組『それって!? 実際どうなの課』(以下、どうなの課)の内容とソックリだと話題に。キー局プロデューサーが語る。

「タイトルがほぼ同じだけでなく、“世の中の長年の疑問を探る”という番組コンセプト、出演者の生瀬勝久や森三中・大島美幸、チャンカワイ、さらにセットやテロップ、ナレーションまで同じ。制作スタッフの一部も同じです。

 業界では、レギュラー番組化が見送られた特番や企画を他局が放送することはたびたびありました。たとえば『東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい…』(日本テレビ系列)も初回放送のみTBSの特番です。

 また、打ち切られた番組がその後、他局で放送されることも珍しくはなかったが、番組名を変えたり、時間をおいたりして古巣に配慮するのが通例です。こちらはテレ朝の大人気バラエティ『内村プロデュース』も放送終了から1年空けて、同じ出演者、主要スタッフで『内村さまぁ~ず』として他局(アマゾンプライム)で復活しています。

 それが打ち切りからわずか3か月で、似た名前の番組が他局で……“これは何かあったな”と話題になっているんです」(キー局プロデューサー)

 さらに6月26日には『世界くらべてみたら×それって実際どうなの会★グアムドンキ&一攫千金SP』とのタイトルで、すぐさま2回目の特番が放送された。TBS局員はこう語る。

「2回とも視聴率は好調でした。もともと『どうなの課』は深夜放送だったにもかかわらず視聴率がよかったと聞いている。それがGP(ゴールデン・プライム)帯で見られるとあり、SNSでも歓迎の声が多かった。今後も特番での放送が予定されていて、局内ではレギュラー番組化もあるのではないかともっぱらです」

関連キーワード

関連記事

トピックス

麻原が「空中浮揚」したとする写真(公安調査庁「内外情勢の回顧と展望」より)
《ホーリーネームは「ヤソーダラー」》オウム真理教・麻原彰晃の妻、「アレフから送金された資金を管理」と公安が認定 アレフの拠点には「麻原の写真」や教材が多数保管
NEWSポストセブン
”辞めるのやめた”宣言の裏にはある女性支援者の存在があった(共同通信)
「(市議会解散)あれは彼女のシナリオどおりです」伊東市“田久保市長派”の女性実業家が明かす田久保市長の“思惑”「市長に『いま辞めないで』と言ったのは私」
NEWSポストセブン
左から広陵高校の34歳新監督・松本氏と新部長・瀧口氏
《広陵高校・暴力問題》謹慎処分のコーチに加え「残りのコーチ2人も退任」していた 中井監督、部長も退任で野球経験のある指導者は「34歳新監督のみ」 160人の部員を指導できるのか
NEWSポストセブン
松本智津夫・元死刑囚(時事通信フォト)
【オウム後継「アレフ」全国に30の拠点が…】松本智津夫・元死刑囚「二男音声」で話題 公安が警戒する「オウム真理教の施設」 関東だけで10以上が存在
NEWSポストセブン
二刀流復帰は家族のサポートなしにはあり得なかった(getty image/共同通信)
《プールサイドで日向ぼっこ…真美子さんとの幸せ時間》大谷翔平を支える“お店クオリティの料理” 二刀流復帰後に変化した家事の比重…屋外テラスで過ごすLAの夏
NEWSポストセブン
9月1日、定例議会で不信任案が議決された(共同通信)
「まあね、ソーラーだけじゃなく色々あるんですよ…」敵だらけの田久保・伊東市長の支援者らが匂わせる“反撃の一手”《”10年恋人“が意味深発言》
NEWSポストセブン
鉄板焼きデートが目撃されたKing & Princeの永瀬廉、浜辺美波
《デートではお揃い服》お泊まり報道の永瀬廉と浜辺美波、「24時間テレビ」放送中に配慮が見られた“チャリT”のカラー問題
NEWSポストセブン
8月に離婚を発表した加藤ローサとサッカー元日本代表の松井大輔さん
《“夫がアスリート”夫婦の明暗》日に日に高まる離婚発表・加藤ローサへの支持 “田中将大&里田まい”“長友佑都&平愛梨”など安泰組の秘訣は「妻の明るさ」 
女性セブン
経済同友会の定例会見でサプリ購入を巡り警察の捜査を受けたことに関し、頭を下げる同会の新浪剛史代表幹事。9月3日(時事通信フォト)
《苦しい弁明》“違法薬物疑惑”のサントリー元会長・新浪剛史氏 臨床心理士が注目した会見での表情と“権威バイアス”
NEWSポストセブン
海外のアダルトサイトを通じてわいせつな行為をしているところを生配信したとして男女4人が逮捕された(海外サイトの公式サイトより)
《公然わいせつ容疑で男女4人逮捕》100人超える女性が在籍、“丸出し”配信を「黙認」した社長は高級マンションに会社登記を移して
NEWSポストセブン
麻薬取締法違反で逮捕された俳優の清水尋也容疑者(26)
「同棲していたのは小柄な彼女」大麻所持容疑の清水尋也容疑者“家賃15万円自宅アパート”緊迫のガサ当日「『ブーッ!』早朝、大きなクラクションが鳴った」《大家が証言》
NEWSポストセブン
サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(X、時事通信フォト)
大麻成分疑いで“ガサ入れ”があったサントリー・新浪剛史元会長の超高級港区マンション「かつては最上階にカルロス・ゴーンさんも住んでいた」
NEWSポストセブン