芸能

【全文公開】浅田美代子、樹木希林さんの後押しで買った自宅マンションでご近所トラブル “住民による執拗な嫌がらせ”民事裁判では管理組合が勝訴

浅田美代子が樹木希林さんの後押しで買った自宅マンションで“嫌がらせ”があり、民事裁判では管理組合が勝訴した

浅田美代子が樹木希林さんの後押しで買った自宅マンションでトラブルがあり、民事裁判では管理組合が勝訴した(写真は2024年2月)

「隣人は選べない」というが、それは芸能人にも当てはまるようだ。今年デビュー50周年を迎えた浅田美代子(68才)にとって、この3年は胸が張り裂けるような日々が続いたという。彼女が所有する車がきっかけとなり、徐々に深刻な事態に陥った近隣トラブル。恐怖に苦しみながらも彼女が守りたかったもの、それは──。

「こちらは確実に悪いことをしていないので……。でも勝訴はしたとしても、向こうがどうするかですよね」

 普段のハキハキした声とは打って変わり、消え入りそうな声で答えたのは女優の浅田美代子だ。都心の閑静な高台に佇むヴィンテージマンション。高級ホテルのような瀟洒な建物はこの3年間、思いもよらない騒動に巻き込まれてきた。

「浅田さんを悩ませてきたのは、いわゆるご近所トラブルです。総戸数は7戸という小規模な低層マンションだけに、その中で住人同士が揉めると心労がたたるでしょうね……。あれからちょうど3年。長い闘いでしたが、つい先日判決が出て、浅田さん側が勝訴したようです」(マンション関係者)

 発端は、浅田が2003年から住むマンションの地下駐車場をめぐるトラブルだった。浅田が前所有者が解約した駐車場の駐車権を獲得したのは2013年3月のこと。車好きの浅田にとって、同駐車場で2台目となる契約だった。これに疑問を呈したのが、同じマンションに住む中国出身の60代男性だ。

「男性は2021年の夏に駐車場の賃貸契約が結べないことに対し、『このマンションは分譲当初、各戸に1台分の駐車スペースが割り当てられていた。自分も区分所有として駐車場を借りる権利があるはずだ』と主張。当時このマンションの駐車場はすべて契約されており、そこでやり玉に挙げたのが、2台分を契約していた浅田さんでした。『管理組合が芸能人である浅田さんに忖度して2台分の駐車権を与えた』などと非難したそうです」(前出・マンション関係者)

 管理組合が男性の言い分を受け入れずにいると、その直後に“大暴走”が始まった。

「古物商を営むその男性は『壊れやすく高価な品を運ぶには車が必須』と言い出し、自分の車を勝手に駐車場に停車してほかの居住者の利用を妨害。110番通報を受けた警察官6人が現場に駆け付ける騒ぎとなりました。その後も男性は迷惑行為を繰り返し、それに対抗した管理組合がレッカー車を呼んで男性の車を強制撤去するなどの小競り合いが続き、2か月の間に警察官が4度も出動する騒ぎになったんです」(前出・マンション関係者)

 さらに続けざまに、マンションのエレベーター内に白い粘着性の液体が散布されたり、管理室の扉の鍵穴に接着剤らしき液体が差し込まれたりする嫌がらせ行為が発覚した。

「夜に男性の部屋から大音量の音楽が流され続けたりもして、静かだったマンションの住環境は一変。身の危険を感じて引っ越す住人もいました。浅田さんも恐怖を感じ、防犯ブザーを持ち運ぶようになったそうです。管理組合は防犯カメラの設置や警備員の配置を行い、それらの費用を男性に求める裁判を2022年の春、東京地裁に起こしました」(前出・マンション関係者)

関連キーワード

関連記事

トピックス

和久井被告が法廷で“ブチギレ罵声”
【懲役15年】「ぶん殴ってでも返金させる」「そんなに刺した感触もなかった…」キャバクラ店経営女性をメッタ刺しにした和久井学被告、法廷で「後悔の念」見せず【新宿タワマン殺人・判決】
NEWSポストセブン
初の海外公務を行う予定の愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、初の海外公務で11月にラオスへ、王室文化が浸透しているヨーロッパ諸国ではなく、アジアの内陸国が選ばれた理由 雅子さまにも通じる国際貢献への思い 
女性セブン
几帳面な字で獄中での生活や宇都宮氏への感謝を綴った、りりちゃんからの手紙
《深層レポート》「私人間やめたい」頂き女子りりちゃん、獄中からの手紙 足しげく面会に通う母親が明かした現在の様子
女性セブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
《ママとパパはあなたを支える…》前田健太投手、別々で暮らす元女子アナ妻は夫の地元で地上120メートルの絶景バックに「ラグジュアリーな誕生日会の夜」
NEWSポストセブン
グリーンの縞柄のワンピースをお召しになった紀子さま(7月3日撮影、時事通信フォト)
《佳子さまと同じブランドでは?》紀子さま、万博で着用された“縞柄ワンピ”に専門家は「ウエストの部分が…」別物だと指摘【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
一般家庭の洗濯物を勝手に撮影しSNSにアップする事例が散見されている(画像はイメージです)
干してある下着を勝手に撮影するSNSアカウントに批判殺到…弁護士は「プライバシー権侵害となる可能性」と指摘
NEWSポストセブン
亡くなった米ポルノ女優カイリー・ペイジさん(インスタグラムより)
《米ネトフリ出演女優に薬物死報道》部屋にはフェンタニル、麻薬の器具、複数男性との行為写真…相次ぐ悲報に批判高まる〈地球上で最悪の物質〉〈毎日200人超の米国人が命を落とす〉
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン