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『マンガで解説! 南海トラフ地震その日が来たら…』気象庁が漫画でリアルな震災時の状況を図解、監修者は地震受けて「この漫画を対策に役立てて」とコメント

南海トラフ地震をマンガで解説

南海トラフ地震をマンガで解説

 8月8日、宮崎県で震度6弱を観測する強い地震が発生した。それを受けて、気象庁は同日19時15分、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表した。

 同庁は、「特定の期間中に⼤規模地震が必ず発⽣するということをお知らせするものではありません」と念押ししつつ、「南海トラフ地震の想定震源域では、新たな⼤規模地震の発⽣可能性が平常時と⽐べて相対的に⾼まっていると考えられます。今後、もし⼤規模地震が発⽣すると、強い揺れや⾼い津波を⽣じると考えられます」と注意を呼びかけている。

 夏休みシーズンであるだけに、帰省や旅行を取りやめるべきなのかと不安がる声も多い。また、トイレットペーパーや飲食物など備蓄品の買いだめも一部で起きており、品薄になる店舗も出ている。

 南海トラフ地震臨時情報が発表されたのは、2019年に運用が始まって以来初めてのことだ。われわれは今、どのように過ごすべきなのか。実は、まさに気象庁が『マンガで解説! 南海トラフ地震その日が来たら…』と題した小冊子を2022年より公開している(現在も同庁HP上で公開中)。監修を担当した地震工学者で名古屋大学名誉教授の福和伸夫氏に聞いた。

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