芸能

自民党総裁選“有力候補”の小泉進次郎氏、“アキレス腱”は妻の滝川クリステルか 動物愛護運動を続ける財団に疑問の声

夫は総裁選出馬、妻は財団を運営

夫・進次郎氏は総裁選出馬、妻が立ち上げた財団はさまざまな動きを見せる(写真/Aflo、時事通信フォト)

 岸田文雄首相が退陣を表明し、10人以上が名乗りを上げる異例の展開となった自民党総裁戦(9月12日告示、27日投開票)。混戦の中で一歩抜け出したのが、9月6日に立候補を表明すると発表した小泉進次郎元環境相(43才)である。

「すでに立候補に必要な20人の推薦人を確保し、旧派閥の垣根を越えた40人以上の支持を取り付けたともいわれています。派閥解体後、存在感が強まっている菅義偉前首相も裏で支援を表明しており、有力候補の『小石河』(小泉・石破茂・河野太郎)の中でもダントツの勢いです」(政治部デスク)

 若さと知名度は抜群で、44才で初代総理大臣に就いた伊藤博文の最年少記録を塗り替える可能性も指摘されているが、経験の少なさと能力不足を不安視する声は少なくない。そしてもう1つ、進次郎氏が首相になったときの懸念材料に挙げられているのが「ファーストレディー問題」である。

 進次郎氏は2019年8月に3才上のフリーアナウンサー・滝川クリステル(46才)と結婚したが、彼女の存在が故・安倍晋三氏を悩ませた妻の安倍昭恵さんのように、進次郎氏の“アキレス腱”になるのではないかと囁かれているのだ。

 結婚前から動物愛護運動に熱心に取り組んでいた滝川は2014年に、犬猫の殺処分ゼロや野生動物の生息域内保全を掲げる「一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル」を立ち上げた。10年近く動物愛護活動を続けるこの財団には、いくつもの疑問点が指摘されている。

「クリステル財団では、企業や個人から寄付を募り、2020年には新型コロナウイルスの感染拡大で経済的な打撃を受けた犬猫の保護団体に対して総額2000万円を支援したことを公表しています。一方で、寄附金控除の対象外という理由で寄付金には領収書を発行せず、内訳は不透明。法的に問題はないとはいえ、ホームページなどを通じて収支を公表するのが一般的とされる時代の流れとは明らかに逆行しています」(芸能関係者)  

 財団では、制作費や経費を除いた売り上げを寄付に充てる名目で高価なアクセサリーを販売し、これまでに650万円以上をボルネオ保全トラスト・ジャパンに贈呈したと発表している。

「ウクライナショックなどを理由にアクセサリーの価格を段階的に値上げし、6万円台だったネックレスは今年から7万円台に跳ね上がりました。2021年に啓蒙活動の一環で、絵本などを制作するためにクラウドファンディングを行った際は、780万円を目標に掲げていましたが何をとってもセレブ志向。身銭を切って活動する人にはファッション感覚で愛護活動をやっているように映るそうです」(前出・芸能関係者)

 8月29日発売の『女性セブン』では、家族分として2億9001万円の有価証券を保有する滝川のセレブぶり、進次郎氏が首相になった場合、滝川の財団が目指す動物愛護に関する法改正への影響などについて詳報している。

関連記事

トピックス

山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
早朝のJR埼京線で事件は起きた(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」に切実訴え》早朝のJR埼京線で「痴漢なんてやっていません」一貫して否認する依頼者…警察官が冷たく言い放った一言
NEWSポストセブン
降谷健志の不倫離婚から1年半
《降谷健志の不倫離婚から1年半の現在》MEGUMIが「古谷姓」を名乗り続ける理由、「役者の仕事が無く悩んでいた時期に…」グラドルからブルーリボン女優への転身
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、さまざまな障壁を乗り越えてきた女性たちについて綴る
《佐々木希が渡部建の騒動への思いをストレートに吐露》安達祐実、梅宮アンナ、加藤綾菜…いろいろあっても流されず、自分で選択してきた女性たちの強さ
女性セブン
(イメージ、GFdays/イメージマート)
《「歌舞伎町弁護士」が見た恐怖事例》「1億5000万円を食い物に」地主の息子がガールズバーで盛られた「睡眠薬入りカクテル」
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
【新宿タワマン殺人】和久井被告(52)「バイアグラと催涙スプレーを用意していた…」キャバクラ店経営の被害女性をメッタ刺しにした“悪質な復讐心”【求刑懲役17年】
NEWSポストセブン
幼少の頃から、愛子さまにとって「世界平和」は身近で壮大な願い(2025年6月、沖縄県・那覇市。撮影/JMPA)
《愛子さまが11月にご訪問》ラオスでの日本人男性による児童買春について現地日本大使館が厳しく警告「日本警察は積極的な事件化に努めている」 
女性セブン
女優・遠野なぎこの自宅マンションから身元不明の遺体が見つかってから1週間が経った(右・ブログより)
《上の部屋からロープが垂れ下がり…》遠野なぎこ、マンション住民が証言「近日中に特殊清掃が入る」遺体発見現場のポストは“パンパン”のまま 1週間経つも身元が発表されない理由
NEWSポストセブン