芸能

舞台『千と千尋の神隠し』中国公演計画が進行中 実現への後押しとなる“橋本環奈の人気の高さ” 課題は過密スケジュール

主人公を演じる橋本環奈

主人公を演じる橋本環奈

 この9月末から始まるNHK連続テレビ小説『おむすび』のヒロイン役を務める橋本環奈(25才)が、来年にも中国で舞台に立つ計画が進んでいる。

「最近ロンドン公演が大成功を収めたと評判の舞台『千と千尋の神隠し』の中国公演が内定したそうです。

 橋本さんと上白石萌音さん(26才)らの主演で、今年4月から始まったロンドン公演は、4か月間で観客30万人を動員するロングランを達成しました。この快挙が中国にも伝わったのです」(中国事情に詳しい芸能関係者)

 中国では映画や舞台の内容に政府の検閲が入るのが常で、政治問題も絡む日本の舞台上演が認められることは珍しい。背景には、原作映画が2019年に中国でも公開されてなじみある作品だっただけでなく、若者を中心に「日本は嫌いでも、橋本環奈は嫌いになれない」といわれる彼女の人気もあるようだ。

「11年前、橋本さんは“1000年に1人の美女”という評判が広がり日本でブレークしましたが、同時期、中国のSNS『微博』でも同じことが起きていました。2020年に平野紫耀さんと共演した映画『かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』が中国で上映されたのも橋本さんの人気があってのことです」(前出・中国事情に詳しい芸能関係者)

 気になるのは橋本の過密スケジュールだ。

「ロンドンでは初日も含め、休演が2回ありましたが、理由は『おむすび』の撮影を終えて休みなくロンドンに旅立ったことによる体調不良といわれています。

 NHKも橋本さんのスケジュール確保に苦しみ、子役が演じる子供時代を長くするなどストーリー変更を余儀なくされたそうです」(芸能関係者)

 この調子で本当に中国の舞台に立てるのか。

「9月4日に大阪のNHK放送センターで行われたイベントで、多忙さを問われた橋本さんは『土日休みなので予定が立てやすい』『食べたいときに食べたいだけ食べて、飲んで、寝て、気持ちの健康が大事』などと答え、うまくリフレッシュできていることを強調していました」(前出・芸能関係者)

 この強心臓なら、中国公演も成功間違いなし。

女性セブン2024926日・103日号

関連記事

トピックス

若手俳優として活躍していた清水尋也(時事通信フォト)
「もしあのまま制作していたら…」俳優・清水尋也が出演していた「Honda高級車CM」が逮捕前にお蔵入り…企業が明かした“制作中止の理由”《大麻所持で執行猶予付き有罪判決》
NEWSポストセブン
「正しい保守のあり方」「政権の右傾化への憂慮」などについて語った前外相。岩屋毅氏
「高市首相は中国の誤解を解くために説明すべき」「右傾化すれば政権を問わずアラートを出す」前外相・岩屋毅氏がピシャリ《“存立危機事態”発言を中学生記者が直撃》
NEWSポストセブン
3児の母となった加藤あい(43)
3児の母となった加藤あいが語る「母親として強くなってきた」 楽観的に子育てを楽しむ姿勢と「好奇心を大切にしてほしい」の思い
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
過去にも”ストーカー殺人未遂”で逮捕されていた谷本将志容疑者(35)。判決文にはその衝撃の犯行内容が記されていた(共同通信)
神戸ストーカー刺殺“金髪メッシュ男” 谷本将志被告が起訴、「娘がいない日常に慣れることはありません」被害者の両親が明かした“癒えぬ悲しみ”
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン
木瀬親方
木瀬親方が弟子の暴力問題の「2階級降格」で理事選への出馬が絶望的に 出羽海一門は候補者調整遅れていたが、元大関・栃東の玉ノ井親方が理事の有力候補に
NEWSポストセブン
和歌山県警(左、時事通信)幹部がソープランド「エンペラー」(右)を無料タカりか
《和歌山県警元幹部がソープ無料タカり》「身長155、バスト85以下の細身さんは余ってませんか?」摘発ちらつかせ執拗にLINE…摘発された経営者が怒りの告発「『いつでもあげられるからね』と脅された」
NEWSポストセブン
結婚を発表した趣里と母親の伊藤蘭
《趣里と三山凌輝の子供にも言及》「アカチャンホンポに行きました…」伊藤蘭がディナーショーで明かした母娘の現在「私たち夫婦もよりしっかり」
NEWSポストセブン
高石あかりを撮り下ろし&インタビュー
『ばけばけ』ヒロイン・高石あかり・撮り下ろし&インタビュー 「2人がどう結ばれ、『うらめしい。けど、すばらしい日々』を歩いていくのか。最後まで見守っていただけたら嬉しいです!」
週刊ポスト
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
《恐怖のマッサージルームと隠しカメラ》10代少女らが性的虐待にあった“悪魔の館”、寝室の天井に設置されていた小さなカメラ【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン