野崎さんと須藤被告が自宅で2人だけの時間帯に、一体何があったのか
明らかになった須藤被告の海外志向
2018年1月、須藤被告は、「遺産目当てと言われた女たち5選」というタイトルの動画をYouTubeでチェックしていたようだ。司法担当記者が語る。
「この動画を閲覧したところ、60歳以上の年の差婚など“遺産目当て”と疑われるような結婚をした海外の女性たちについて紹介する動画でした。過去の事例を探していたのかもしれません。彼女は、ほかにも『完全犯罪』や『薬物』といったワードで検索しており、2018年の4月には密売サイトで覚せい剤を注文していたようです」
事件直前の4月20日以降も「固定資産税 10億の家」、「遺産相続 専門家」、「相続税相談先」、「無効とならない正しい自筆証書遺言書の書き方」といった不穏な検索ワードが確認されている。「妻に全財産残したい場合の遺言書文例 遺言書」というワードで検索した形跡もあった。
野崎さんが亡くなった日である5月24日は、「老人 頭がおかしい 理由」、「老人性うつってどんな病気 原因 認知症」、「頭おかしいと言われる場合のある精神疾患の種類」、事件直後には「インスタグラム 一括削除」といったワードで検索していた。また、5月27日には「警察 携帯履歴 盗聴」「通信傍受 要件」「通信傍受 インターネット検索」など、まるで警察を意識しているような検索ワードが並ぶ。
須藤被告は、海外にも強い興味関心を抱いていたようだ。