これを見た瑠奈被告は何を考えていたのか

瑠奈被告が通っていた怪談バー。本物のような生首のオブジェが

修被告が検索していた「ハイター」

 娘の瑠奈被告(30)は、持ち帰った被害者の頭部を自宅の浴室で損壊し、その様子を修被告にハンディカメラで撮影させた。弁護人によると、修被告が所持していた端末には、「ワイドハイター 塩素系 浴室」など洗剤に関する言葉で検索した形跡があったという。

「娘からダメージの強いドールの皮脂汚れを消すのにハイターが使えるのかと聞かれました」(証人尋問での修被告の発言、以下同)

 瑠奈被告は、安価なものでも5万円近い価格で、なかには10万円を超えるモデルもある“高級ドール”の愛好家だった。修被告によると、瑠奈被告は「3桁は」所持していたという。もちろん、それらの購入費用は修被告が負担している。

「中古の安いの含めていろいろありますが、娘が非常に気に入っている形態があり、『メイクして塗装して理想のドールを作りたい。作ることが生きがいで、作り終えるまで死ねない』と言ってたので、(娘に)生きていてほしいと(ドールを)与えてました。

 とりわけ、ダメージの強い中古を買うとき、『ないがしろにされているドールを救ってあげたい、後で綺麗にしたい』と。本人の気持ちの安らぎというか、『救い出してあげたい』と言うので……。(ドールを)たくさん与えれば生きててくれるんじゃないかなと」

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