支援者からの“お叱り”も佳子さんが受け止める
結婚から3年後に、石破氏が衆院選で初当選。以来、佳子夫人は「政治家の妻」となり、党や内閣の要職を歴任する夫に代わって、地元のかじ取りを任された。
「東京出身の佳子さんにとって、鳥取暮らしは相当堪えたようで、ホームシックにもなったそうです。それでも、夫のために選挙区の隅々まで挨拶回りをしました。彼女は笑顔が似合う、人懐っこい性格で地元にファンが多い。“石破さんのことはあまり好きじゃないけど、佳子さんのために石破さんに投票する”という人もいるくらいです。
かつて、石破さんの地元の仲間たちがパーティーを開いたときには、座興の1つとして、『石破総理が誕生したら首相官邸で佳子さんの手料理が食べられる券』がプレゼントされ、大きく盛り上がったといいます。それだけ佳子さん人気が高い証拠でしょう」(前出・後援会関係者)
漫画やアニメ、アイドルなど多趣味な石破氏には、バラエティー番組のオファーが舞い込むこともある。
「支援者の中には、お堅い政治番組とは趣の異なるテレビ出演や取材に苦い顔をする人もいます。そういった人からの“お叱り”も佳子さんが受け止めている」(前出・後援会関係者)
支援者たちが全幅の信頼を寄せるのと同様、石破氏も佳子夫人にぞっこんで、結婚から40年以上経ったいまでも、石破氏からの「毎日の電話は欠かさない」(政治ジャーナリスト)。休日には石破氏の運転で、夫婦でショッピングに出かけることもあるという。
※女性セブン2024年10月17日号