セーラー服姿の須藤早貴被告
こうして巨額の役員報酬を手にした須藤被告。野崎さんの会社の経費も使い込んでいたようだ。たとえば、タクシー代がそうだ。
検察側:タクシーで東京都内を何度も移動しているのは、野崎さんの会社の仕事と関係がありますか?
須藤被告:関係があるときも、ないときもあります。社長(野崎さんのこと)がもともと、何でも経費で落とす人だったんで。マスコミにつけられるので、タクシー代がかさむことを相談したら、経費で落としても大丈夫だと言われたんです。
検察側:相談した相手は、A法律事務所ですか?
須藤被告:はい。あとは、公認会計士です。
55歳年上の野崎氏と結婚し、巨額の金を手にした須藤被告。その周りには、色々な“大人”たちが集まっていたことがうかがえる。