芸能

大野智を巡る悪質なフェイクニュースにSTARTO社は法的措置を取ると宣言 本人は“気にしてない様子”、騒動が起きていたことも指摘されるまで気づかず

悪質なフェイクニュースを流された大野智

悪質なフェイクニュースを流された大野智

「SNSにこそ真実がある」という風潮の一方、ネットに氾濫するデマや根拠のない偽情報をうのみにしてしまう人が後を絶たない。11月下旬には、嵐の大野智(44才)が“大麻取締法違反で逮捕された”とのフェイクニュースがSNSを中心に拡散され、大手マスコミが裏付け取材に動く騒動に発展した。

「暴露系インフルエンサーがタレコミによる未確認情報として“逮捕の話が上がっているのは嵐の大野智。罪名は大麻取締法違反”とXに書き込み、テレビ局や新聞の報道部までもが裏取りに走ったのです。

 すぐに根も葉もない偽情報であることが判明したものの、SNSや怪しげなニュースアカウントにシェアされた内容はねずみ算的に拡散され、一時はトレンド入り(特定のキーワードが多くのユーザーによって使用されている状態)する事態になりました」(社会部記者)

 ファンや世間が騒然となる中、株式会社嵐の四宮隆史社長は11月29日、Xのアカウントに《とんでもないデマや誹謗中傷はスルーしましょう。反応してバズって喜ぶのはあちらですから》と投稿。翌日、嵐のエージェントであるSTARTO ENTERTAINMENTも《当社契約タレント・大野智(以下、「大野」)についての大麻取締法違反による逮捕などという虚偽の内容の記事・投稿の事実を強く否定する》との声明を発表し、悪質な記事やSNSの投稿に対しては法的措置を取ると宣言した。

 これらの対応を受けて暴露系インフルエンサーは謝罪文を掲載。該当の投稿を削除したものの、拡散したデマは、いまもSNS上に複数残されたままだ。

 今年5月には別のインフルエンサーが人気アーティストと女子アナの不倫を連想させるガセネタを拡散し、所属事務所の抗議を受けて投稿を削除する騒動もあった。

「300万人近いフォロワーを有する人気インフルエンサーが、実名こそ伏せたものの本人とわかるような書き方で、“アーティストの事務所がW不倫の記事を10億円で揉み消した”などと投稿したのです。荒唐無稽な話でしたが、偽情報は一気に拡散し、本人たちも大きな迷惑を被っていました」(前出・社会部記者)

 インプレッション(閲覧数)稼ぎのために悪質なデマを流される“被害者”はたまったものではないが、四宮社長によると大野は「気にしてない」様子だという。

「大野さんはいまも東京と宮古島を行き来する生活で、東京では嵐のメンバーと今後について話し合ったり、アトリエで創作活動をしたり、マイペースに過ごしています。騒動が起きていたことも指摘されるまで気づかなかったのだとか。

 2008年にハレンチ写真が流出した際も、告発者の女性を気遣って『お前は悪くない』とメールしたほど大らかな性格ですからね。ただ、周囲の関係者や、ほかのメンバーは悪質なデマに激怒していて、いくら謝ったり削除しても許されることではない、という思いのようです」(大野の知人)

 大野は現在も芸能活動を休業中。次に大野の名前が取り沙汰されるときは、「再始動」であってほしい。

女性セブン20241219日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
渡邊渚さん(撮影/藤本和典)
「私にとっての2025年の漢字は『出』です」 渡邊渚さんが綴る「新しい年にチャレンジしたこと」
NEWSポストセブン
ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
実力もファンサービスも超一流
【密着グラフ】新大関・安青錦、冬巡業ではファンサービスも超一流「今は自分がやるべきことをしっかり集中してやりたい」史上最速横綱の偉業に向けて勝負の1年
週刊ポスト
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン
12月30日『レコード大賞』が放送される(インスタグラムより)
《度重なる限界説》レコード大賞、「大みそか→30日」への放送日移動から20年間踏み留まっている本質的な理由 
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン