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《中山美穂さん追悼》「1人でフラっとお店を訪れてカラオケを熱唱」六本木の飲食店で一般客とデュエット…救いとなっていた“歌の存在”

自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん

自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん

 12月6日正午ごろ、歌手で俳優の中山美穂さん(54)が東京・渋谷区内の自宅で亡くなっていることがわかった。仕事の時間までに現れなかった中山さんを心配した関係者が自宅へ確認しにいき、浴槽内で動かなくなっていたところを発見したという。

 遺体には目立った外傷はなく、部屋に鍵もかかっていなかったことから、事件性はないとみられ、警察は病死の可能性も視野に捜査を進めているようだ。亡くなった当日夜にも大阪でコンサートの予定があり、あまりに突然の死に芸能界からは動揺の声があがっている。

 14歳のころに原宿でスカウトされたことから芸能界入りした中山さんだが、来年にはデビュー40周年を控えていた。ある芸能記者が言う。

「中山さんは1985年に『毎度おさわがせします』(TBS系)ののどか役でデビューし、同年6月には松本隆さんが手がけたシングル曲『C』で、アイドル歌手としても活動を始め、“ミポリン”の愛称で一躍トップアイドルの仲間入りを果たしました。歌手としてはその後、紅白歌合戦に7回出場しています。

 女優としては、出演作が次々に高視聴率を記録したことから『ブラウン管の女王』とも呼ばれました。自身の主演するドラマの主題歌をタイアップで歌い上げるなどして、ソロアイドル全盛期に女優とアイドルの“二刀流”を体現したタレントと言えるでしょう」

 中山さんはいわゆる“花の85年組”を代表するアイドルのひとりで、工藤静香(54)・南野陽子(57)・浅香唯(54)と合わせて「女性アイドル四天王」とも言われた。中山さんにとって2025年は特別な1年になるはずだった。

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