ライフ

“ベルギー生まれ日本育ち”のチョコレート三段重ギフトボックス 日本各地の素材とのマリアージュも魅力

『グランプラスセレクションギフト ザ クラシック 3段』/グランプラス/1万7820円

『グランプラスセレクションギフト ザ クラシック 3段』/グランプラス/1万7820円

 1991年に設立したチョコレートメーカー「グランプラス」。同社は100年以上の歴史を持つ、ベルギー「ピュラトス」社が伝統的な製法で生み出すクーベルチュール(「クーベルチュール」とは、フランス語で「覆う」という意味。チョコレートの場合、加工用のなめらかなチョコレートを指す)を使用。

東京・浜松町の直営店「グランプラス浜離宮」

東京・浜松町の直営店「グランプラス浜離宮」

 そんな“ベルギー生まれ日本育ち”のチョコレートがラグジュアリーなギフトボックスになった。

 上段にはピスターシュやシャンパリーノなど、ひと口サイズのトリュフが24種類。

ひと口サイズのトリュフが24種類

【上段】ひと口サイズのトリュフが24種類

「北海道産の生クリームとクーベルチュールを合わせ、コクがあり、滑らかな食感です。

 また、愛媛県産の中山栗とラム酒をブレンドした『和栗』、国産の紅玉ピューレの甘酸っぱさが香る『りんご』、千葉県の日本酒(古酒12年)と芳醇なダークチョコレートを組み合わせた『SAKE』など、日本各地の素材とのマリアージュも好評です」(取締役営業本部長の安留成行さん・以下同)

 華やかで精巧な一粒はすべて、ショコラティエによるセミハンドメイドの手法を採用。

「型に流し込むといった作業は機械で行いますが、仕上げはショコラティエによる手作業です。繊細な模様や形状など細かいディテールを表現しています」

 中段に並ぶのはペカンナッツショコラだ。

ペカン(ピーカン)ナッツに、キャラメル・ココア・抹茶・和三盆の風味をつけて、クーベルチュールで包み込んだ

【中段】ペカン(ピーカン)ナッツに、キャラメル・ココア・抹茶・和三盆の風味をつけて、クーベルチュールで包み込んだ

「ローストしたクルミ科のペカン(ピーカン)ナッツに、キャラメル・ココア・抹茶・和三盆の風味をつけて、クーベルチュールで包み込んだ一品。渋みが少なく、やわらかいナッツの食感も楽しめます」

 下段には伊予柑・柚子・檸檬を使った「和素材ピールチョコ」を詰め込んだ。甘さとほろ苦さのある伊予柑、芳醇でほどよい酸味の柚子、爽やかな檸檬──20年以上積極的に有機栽培に取り組んでいる愛媛「星光農園」のピールとチョコレートの相性は抜群だ(柚子ピールは有機栽培ではない)。

愛媛「星光農園」のピールとチョコレートの相性は抜群

【下段】愛媛「星光農園」のピールとチョコレートの相性は抜群

「オレンジの皮を合わせることが一般的ですが、日本のメーカーとして国産素材にこだわり、柑橘農家さんとともにピールチョコを作り続けています。ベルギーと日本の融合を謳う弊社の象徴的な商品と考えています」

 ほかにも山形の白桃や宇治抹茶など、コーティングする素材は「天然・自然・無添加」がモットーだ。

 多くは防腐剤や防カビ剤などを使用せず、トリュフなどに用いるガナッシュ(チョコレートと生クリームを混ぜたチョコレートクリーム)は、リキュールのような純度の高いアルコールを使い、保存性を高めている。

仕上げは手作業で行う

仕上げは手作業で行う

 蓋を開けた瞬間、歓声が上がりそうな本商品。クリスマスや年末年始に味わったり、贈り物としても楽しみたい。

カカオ生産者の生活をサポートする「カカオ・トレース」に参加。販売代金の一部を還元している

カカオ生産者の生活をサポートする「カカオ・トレース」に参加。販売代金の一部を還元している

【商品DATA】
『グランプラスセレクションギフト ザ クラシック 3段』/グランプラス/1万7820円
東京・浜松町の直営店「グランプラス浜離宮」やオンラインショップで購入可。バレンタインシーズンには、全国46か所のデパート(丸井今井函館店・大丸東京店・そごう千葉店・阪神梅田本店・山形屋〈鹿児島〉など)の催事に出店する。

華やかな“スイーツ重”の商品だ

華やかな“スイーツ重”の商品だ

取材・文/藤岡加奈子

※女性セブン2025年1月1日号

関連記事

トピックス

靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト
公金還流疑惑がさらに発覚(藤田文武・日本維新の会共同代表/時事通信フォト)
《新たな公金還流疑惑》「維新の会」大阪市議のデザイン会社に藤田文武・共同代表ら議員が総額984万円発注 藤田氏側は「適法だが今後は発注しない」と回答
週刊ポスト
“反日暴言ネット投稿”で注目を集める中国駐大阪総領事
「汚い首は斬ってやる」発言の中国総領事のSNS暴言癖 かつては民主化運動にも参加したリベラル派が40代でタカ派の戦狼外交官に転向 “柔軟な外交官”の評判も
週刊ポスト
超音波スカルプケアデバイスの「ソノリプロ」。強気の「90日間返金保証」の秘密とは──
超音波スカルプケアデバイス「ソノリプロ」開発者が明かす強気の「90日間全額返金保証」をつけられる理由とは《頭皮の気になる部分をケア》
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
初代優勝者がつくったカクテル『鳳鳴(ほうめい)』。SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」(右)をベースに日本の春を象徴する桜を使用したリキュール「KANADE〈奏〉桜」などが使われている
《“バーテンダーNo.1”が決まる》『サントリー ザ・バーテンダーアワード2025』に込められた未来へ続く「洋酒文化伝承」にかける思い
NEWSポストセブン