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《まさかの年俸1億6000万円》巨人入団・田中将大が頼った「凄腕代理人」の存在 阿部慎之助監督に直談判、海を渡った怪物スラッガーには「彼を通じないと取材できない」

巨人入団が決まった田中将大(時事通信)

巨人入団が決まった田中将大(時事通信)

「2025年はやり返したい気持ちがある」──12月25日、田中将大投手(36)は都内のホテルで巨人の入団会見に臨み、来季への抱負を力強く語った。世間を騒がせた電撃入団の背景には、マー君が頼った大物代理人の存在があったという──。

 遡ること約1か月前。田中が楽天から自由契約になったことが報じられ、球界に激震が走った。

 甲子園のスターだった田中は2007年に鳴り物入りで楽天に入団。2013年には24勝0敗という異次元の成績で楽天を史上初の日本一に導いた、まさにレジェンドだ。しかしメジャー移籍後2021年に楽天に復帰してからは、4年で通算20勝33敗と思うような成績を残せなかった。それに合わせて年俸も9億円(推定、以下同)から3年目に4億7500万円、今季は2億6000万円と下降線をたどった。

「今季終了後、田中は楽天から大幅な減額提示を受けた。提示額は5000万円にも満たなかったとされています。近年の成績からすると仕方がないかもしれませんが、田中は提示額以上にフロントの対応に納得できず、“もう自分の居場所はないんだ”と受け取ったそうです。楽天と決別し、自由契約の道を選びました。

 ヤクルトや日本ハム、中日など複数球団が獲得に乗り出すのではないかと報じられましたが、実際にはなかなか去就が決まらなかった。たしかに全盛期に比べ球威も衰えているし、いまや球界のレジェンドですから、年俸のことも含めて“扱いに困る”という事情もあったのかもしれません。このまま獲得する球団が現れなければ“引退するのではないか”とも囁かれていました」(スポーツ紙記者)

 そんななかで、クリスマスイブに発表された巨人への電撃入団。年俸1億6000万円プラス出来高の1年契約で、背番号は巨人の歴代の主戦投手が背負ってきた「11」に決定した。

 今季の年俸2億6000万円からは大幅減とはいえ、近年の成績や楽天の提示額を考えると、破格の好待遇と言えるだろう。

 冒頭の会見にも同席した阿部慎之助監督(45)が田中獲得を熱望したというが、今回の驚きの契約の背景にはある代理人の存在があった。球界関係者が語る。

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