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人気女性アナ40人、視聴率女王は誰か

《内部資料》大手広告代理店が共有する女性アナ「タレントパワー指数ランキング」1位は水卜麻美アナ キャリアが長く“顔と名前が一致する”アナが上位に

タレントパワー指数が高い女性アナは?(左からホラン千秋、水卜麻美、田中みな実/時事通信フォト)

タレントパワー指数が高い女性アナは?(左からホラン千秋、水卜麻美、田中みな実/時事通信フォト、ロケットパンチ)

 2024年も女性アナたちの“退社ラッシュ”が相次いだ。今や人気アナは「フリー転身」が当たり前の時代になった。どのアナウンサーをどの番組に起用するか──各局の関係者や広告代理店社員の手元には、ある“参考資料”が存在するという。【前後編の前編】

 12月6日、毎年恒例オリコンの「好きな女性アナウンサーランキング2024」が発表された。2023年、弘中綾香アナが5年連続で1位となり高島彩アナ、水卜麻美アナに次いで「殿堂入り」。“新女王誕生”に注目が集まったが、初戴冠となったのはTBSの田村真子アナだった。

「前年の4位からランクアップし、局の先輩で昨年から順位据え置きで2位に入った江藤愛アナを抜いた形です。2021年に放送が始まった朝の情報番組『ラヴィット!』の躍進とともにお茶の間に新たな“朝の顔”として定着したのではないか」(テレビ局関係者)

 だが、この調査結果とは別に大手広告代理店では、独自に集計した「人気調査」の結果を社内で共有しているのだという。

「社内の検索システムでタレントの『パワースコア』という数値が見られるようになっています。これは代理店がマーケティング会社と協力し、10~60代の男女にアンケートを取ったもの。それぞれの俳優、タレントらの知名度や誘引率(その人が出ていたら見たいかどうか)を組み合わせて算出。この数字が高い人ほど出演した際に高視聴率が期待されるため、キャスティング時の検討材料にされています」(広告代理店のキャスティング担当者)

 本誌『週刊ポスト』が入手した最新の「女性アナランキング一覧表」には、各局アナからフリーアナまで総勢40人の数字が並んでいた。トップに立ったのは、水卜アナ。殿堂入りの貫禄を見せた形だが、そのほか上位にはフリーアナが多数ランクインした。

「詳細を見ると水卜アナは老若男女すべての層で人気・知名度ともに高い。2位の田中みな実アナは、知名度だけでなく特に25歳以上の女性からの支持が強くスコアが高く出ました。3位のホラン千秋アナは男女ともに50歳以上の認知度が高い。これは夕方の報道番組『Nスタ』のキャスターをしている影響が大きいと思われます。

 やはり上位は高島アナや滝川クリステルアナ、有働由美子アナなどキャリアが長く“顔と名前が一致する”知名度が高いアナウンサーが入りやすい」(同前)

(後編へ続く)

※週刊ポスト2025年1月3・10日号

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